福岡県立嘉穂工業高等学校
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福岡県立嘉穂工業高等学校(ふくおかけんりつ かほこうぎょう こうとうがっこう)は、福岡県嘉麻市(旧嘉穂町)にある男女共学の県立工業高等学校。地元では「工業」と呼ばれて親しまれているが、福岡県立高校の統廃合計画により2006年度(平成18年度)での閉校が予定されている。
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[編集] 沿革
(財団法人時代)
- 1944年 財団法人嘉穂工業学校が開校
- 1948年 学制改革により財団法人嘉穂工業高等学校へ改称
- 1949年 財団法人嘉穂工業高等学校は県営に移管され福岡県立山田高等学校に統合、同校の全日制工業部となる。
(福岡県立高校時代)
- 1957年 福岡県立山田高校の全日制工業部が福岡県立嘉穂工業高等学校として独立
- 1962年 電子科設置
- 1963年 工業化学科設置
- 1966年 採鉱科を開発工学科と改称
- 1982年 開発工学科を開発土木科と改称
- 1987年 この年より創立記念日を毎年4月22日と定める
- 1988年 福岡県立高校全日制欠員補充募集(現・福岡県公立高校全日制欠員補充募集)がスタート、嘉穂工業高校もその対象となる。また、九州旅客鉄道(JR九州)上山田線の廃止に伴い、原動機付自転車での通学が可能となる。
- 1990年 開発土木科を土木科と改称
- 1991年 ブレザー制服を導入
- 1992年 機械科を電子機械科と改称
- 1994年 土木科の生徒によって製作されたログハウスを西鉄バス(現・西鉄バス筑豊)のバス停留所に寄贈
- 2004年 嘉穂工業高校は飯塚市の福岡県立嘉穂総合高等学校へ統廃合されることとなり、最後の入試が行われる
- 2005年 嘉穂工業高校募集停止
- 2007年 嘉穂工業高校閉校予定
[編集] 学科
- 全日制
- 電子機械科
- 電気科
- 情報技術科
[編集] 概要
本校はその歴史からして常に山田高校と姉妹関係にある。尚、石炭産業全盛期には工業高等専門学校並の人気を誇っていた。
[編集] 交通手段
- 嘉麻市山田バス
- 嘉穂工業高校バス停下車
- 西鉄バス筑豊
- 牛隈バス停下車徒歩5分
[編集] 連絡先
福岡県嘉麻市牛隈1794番地