神辺駅
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神辺駅(かんなべえき)は、広島県福山市神辺町川南にある西日本旅客鉄道(JR西日本)及び井原鉄道の駅である。
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[編集] 利用可能な路線
[編集] 駅構造
福塩線は相対式ホーム2面2線の地上駅。福塩線では唯一橋上駅舎をもち、みどりの窓口設置の業務委託駅となっている。
井原鉄道井原線の駅舎は福塩線上りホーム脇にある。単式ホーム1面1線をもつが、福山方面に直通する列車は福塩線のホームに発着する。
[編集] 駅周辺
- 神辺駅前郵便局
- 国道313号
- 神辺城址(黄葉山・正面に見える、徒歩30分)
- 国特別史跡 菅茶山旧宅
- 県史跡 神辺本陣
- 福山東警察署神辺交番
- 広島県立神辺高等学校
- セブン-イレブン
- ローソン
- ハート神辺駅前店(食品スーパー)
- 広島銀行神辺支店
- 中国銀行神辺支店
- JA福山 神辺支店
[編集] 歴史
両備軽便鉄道として開業、高屋線の分岐駅となったが、非電化の高屋線は国有化の対象にならず運命が分かれてしまった。井笠鉄道として廃止された旧高屋線は、井原鉄道として32年後に復活した。
- 1914年7月21日 両備軽便鉄道の駅として開業。
- 1922年4月9日 高屋線神辺~高屋間が開業。
- 1926年6月26日 両備軽便鉄道が両備鉄道に改称。
- 1933年9月1日 両備福山~府中町間国有化。神辺~高屋間は神高鉄道に譲渡され、国鉄と神高鉄道の駅となる。
- 1940年1月1日 神高鉄道が井笠鉄道に合併される。
- 1967年4月1日 井笠鉄道(神辺~井原間)廃止。
- 1979年3月15日 駅西側の区画整理事業(住民の強い反対により頓挫)を見越して国鉄(当時)福塩線の駅としては初めて橋上駅化される。
- 1999年1月11日 井原鉄道 井原線が開業。
- 2007年夏にICOCA対応の自動改札機導入予定。なお福塩線内では自動改札機設置は当駅までの予定となっている。
[編集] 隣の駅
- 井原鉄道
- 井原線
- 湯野駅 - 神辺駅