独立自主管理労働組合「連帯」
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独立自主管理労働組合「連帯」 ( Niezależny Samorządny Związek Zawodowy Solidarność )は、ポーランドの全国的な自由労働組合。それまで社会主義国家では労働組合と言えば政府の命令を受けて、反資本主義・社会主義擁護の官製デモを起こすのが常識であり本来の労働運動とは無縁であったが、この労働組合は社会主義国で労働者自身が団結して起こした初の自主的な労働組合であった。通称、連帯。ポーランド語での略称は「NSZZ "Solidarność"」。1980年、政府による食肉価格の値上げを発端として、食料値上げに反対する労働者のストライキがグダンスク造船所(旧レーニン造船所)で起こる。グダンスク協定により自主的な労働組合の設立が許可され、9月17日に「連帯」が発足した。
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[編集] 歴史
[編集] 歴代議長
- レフ・ヴァウェンサ(レフ・ワレサ) ( - 1990年12月12日)
- マリアン・クシャクレフスキ (1990年2月23日 - 2002年9月27日)
- ヤヌシュ・シニャデク (2002年9月27日 - )
[編集] 関連項目
- 円卓会議
- グダンスク造船所
- 東欧革命
- ポーランド民主化運動
- ヴォイチェフ・ヤルゼルスキ
[編集] 外部リンク
- 公式サイト (ポーランド語)
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