犀川創平
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犀川創平(さいかわ そうへい)は、推理作家森博嗣の「S&M シリーズ」 に登場する架空の人物である。
那古野市(なごのし・架空)在住。国立N大学助教授で専門は建築史。
因みに、S&M は彼と西之園萌絵のイニシャルからとったネーミングである。
小説中での役回りは、簡単にいえば名探偵役である。ヘビースモーカで32歳(「すべてがFになる」時点)独身。コーラとコーヒーを好む。ビリヤードを除き人並みにできるスポーツはない。嫌いなものはあんこときな粉の入った菓子類。しばしば読者の理解を超えたジョーク、それもことわざを発する。ちなみにこのジョークを犀川自身は「意味なしジョーク」と呼んでいる。
普段から研究室のドアは開けっ放し、サンダル履き、パソコンもログインしっ放しというズボラな性格。それを犯人に利用されたこともしばしば。
学歴は京都の国立 K 大学大学院工学研究科修了。