波平恵美子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
波平恵美子(なみひら えみこ、1942年11月 - )は福岡県出身の文化人類学者、社会学者。専門は文化人類学、特に医療人類学、宗教人類学、ジェンダー論。日本民族における「ハレ・ケ・ケガレ」という三項対置の概念を示した。
目次 |
[編集] 学歴
[編集] 学位
[編集] 職歴
- 1973年 九州大学教育学部助手
- 1976年 佐賀大学教養部助教授
- 1980年 九州芸術工科大学芸術工学部助教授
- 1988年 同教授
- 1998年 お茶の水女子大学文教育学部教授
- 2000年 同ジェンダー研究センター長(併任)
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『病気と治療の文化人類学』(海鳴社、1984年)
- 『ケガレの構造』(青土社、1984年)
- 『ケガレ(民俗宗教シリ-ズ)』(東京堂出版、1985年)
- 『暮らしの中の文化人類学』(ベネッセコ-ポレ-ション、1986年)
- 『脳死・臓器移植・がん告知』(ベネッセコ-ポレ-ション、1988年)
- 『病むことの文化』(海鳴社、1990年)
- 『病と死の文化』(朝日新聞社、1990年)
- 『伝説が生まれるとき』(ベネッセコ-ポレ-ション、1991年)
- 『医療人類学入門』(朝日新聞社、1994年)
- 『いのちの文化人類学』(新潮社、1996年)
- 『暮らしの中の文化人類学・平成版』(出窓社、1999年)
- 『生きる力をさがす旅』(出窓社、2001年)
- 『系統看護学講座 基礎分野』(医学書院、2002年)
- 『日本人の死のかたち』(朝日新聞社、2004年)
- 『からだの文化人類学』(大修館書店、2005年)
[編集] 共著
- (三浦於菟・福生吉裕・土屋喬)『未病息災―成人病予防の生き方ブック』(源草社、2001年)
- (新谷尚紀)『暮らしの中の民俗学 1』(吉川弘文館、2003年)
- (新谷尚紀)『暮らしの中の民俗学 2』(吉川弘文館、2003年)
- (新谷尚紀)『暮らしの中の民俗学 3』(吉川弘文館、2003年)
[編集] 編著
- 『文化人類学 カレッジ版』(医学書院、1993年)
[編集] 共編著
- (大谷昌美・三宅廉・槙佐知子・吉武泰水・北里大学病院医の哲学と倫理を考える部会)『医の哲学と倫理を考える 医の心』(丸善、1990年)
- (青木恵理子)『文化人類学 カレッジ版 第2』(医学書院、2002年)