油坂峠料金所
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油坂峠料金所(あぶらさかどうげりょうきんじょ)とは、中部縦貫自動車道油坂峠道路の一部として造られた有料道路の料金所で、福井県大野郡和泉村(現:大野市)東市布に所在した。料金所ブースは、上下線とも一箇所。料金収受は自動化されていた。
この料金所は、2005年9月30日午前0時に無料開放されたことに伴い、閉鎖・撤去された。料金所に併設されていた「油坂峠料金所事務所」も9月30日を以って閉鎖されている。
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[編集] 旧道との関係
料金所に伸びる道は国道158号と直結している。旧道(油坂隧道・油坂峠)は料金所の200m福井市寄りの丁字路を山側に入っていくことになるため、旧道を利用する者は標識に注意する必要がある。旧道は、急勾配、急カーブでかつ道路幅員が狭小であることから、路面が凍結する冬期間は地元住民でも敬遠する交通の難所と化す。このため日本一採算が取れない有料道路と酷評されたが、利用者には好評を得ていた。