中部縦貫自動車道
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中部縦貫自動車道(ちゅうぶじゅうかんじどうしゃどう)は、長野県松本市を起点とし、岐阜県高山市を経由して飛騨清見ICで東海北陸自動車道に接続し、白鳥ICで再び分岐、福井県勝山市を経由した後、福井県福井市に至る高規格幹線道路(一般国道158号)である。完成すると北陸と東京を結ぶ最短ルートとなる。
以前は国道158号の安房峠区間と、油坂第三トンネルまでの郡上市側の区間は冬季になると閉鎖されていたが、1997年12月6日に安房峠道路(安房トンネル)、1999年4月26日に油坂峠道路の完成により、年間を通して福井県、長野県と岐阜県の飛騨地方との相互通行が可能になった。
目次 |
[編集] 有料・無料区間
- 有料道路区間(中日本高速道路管理)
- 中ノ湯IC~平湯IC(安房峠道路)
- 飛騨清見IC~白鳥IC(東海北陸自動車道)
- 無料区間
- 高山西IC~飛騨清見IC(高山清見道路)
- 永平寺西IC~松岡IC(永平寺大野道路)
- 白鳥IC~油坂峠(油坂峠道路)
[編集] 歴史
- 1987年6月30日:第四次全国総合開発計画で、高規格幹線道路として閣議決定
- 1987年11月18日:油坂峠道路の県境区間(越美トンネル)開通(暫定無料)
- 1989年8月8日:安房峠道路・高山道路・高山西道路・油坂峠道路・永平寺大野道路、都市計画決定
- 1990年11月1日:永平寺町~福井市間(4km)都市計画決定
- 1993年6月1日:永平寺西IC~松岡IC(越坂トンネル)開通
- 1997年12月6日:中ノ湯IC~平湯IC(安房トンネル)開通
- 1999年3月15日:松本波田道路、都市計画決定
- 1999年4月26日:白鳥西IC~油坂第三トンネル、油坂料金所前後の区間開通(暫定無料区間が有料になる)
- 1999年11月1日:白鳥IC~白鳥西IC開通
- 2000年10月7日:白鳥IC~飛騨清見ICが東海北陸自動車道として開通
- 2004年11月27日:高山西IC~飛騨清見IC開通
- 2005年9月30日:白鳥IC~油坂料金所(油坂峠道路)無料化
[編集] インターチェンジなど
[編集] 一般国道158号松本波田道路
[編集] 一般国道158号基本計画区間
- (沢渡IC:計画)
[編集] 一般国道158号安房峠道路
[編集] 一般国道158号基本計画区間
[編集] 一般国道158号高山清見道路
[編集] 東海北陸自動車道:重複区間
[編集] 一般国道158号油坂峠道路
- (10) 白鳥IC/JCT(東海北陸自動車道・岐阜県道82号白鳥明宝線)
- 白鳥西IC
- 油坂峠料金所無料化に伴い、2005年9月30日に廃止
[編集] 一般国道158号大野油坂道路
- 油坂峠料金所
- (大野IC:予定)