桃山駅
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桃山駅(ももやまえき)は、京都府京都市伏見区にある西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅。
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[編集] 駅構造
島式・相対式2面3線のホームを持つ地上駅。駅本屋側相対式ホームが、1番線稲荷・京都方面、跨線橋を渡って反対側の島式ホームが、2番線通過専用(上下線)・3番線宇治・木津・奈良方面行きである。
永らく無人駅の状態が続いていたが、近年7:30~19:50に限り(株)ジェイアール西日本交通サービスの女性駅員が常駐している。線路が高速運転に対応しておらず、快速列車などが通過する際は、かなりの減速(35km/h制限)を強いられる駅でもある。
また、駅の北側の線路は国道24号線と住宅が立ち並ぶ丘陵地に挟まれており、奈良線の複線化計画を進行させる際に複線化用地を捻出するのが困難な状態となっている。
[編集] 利用状況
平成15年度の1日の乗降客数は約1,734人(京都府統計書より)。
[編集] 駅周辺
西に、少し離れてはいるが、近鉄京都線の桃山御陵前駅、京阪本線の伏見桃山駅、京阪宇治線の観月橋駅がある。
- 伏見桃山陵
- 宝円寺
- 御香宮神社
- 京都橘高等学校
- 京都府立桃山高等学校
- 伏見桃山郵便局
[編集] 歴史
- 1895年(明治28年)11月3日 奈良鉄道の駅として開業。
- 1905年(明治38年)2月7日 合併により関西鉄道の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日 関西鉄道が国有化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。