柳都大橋
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柳都大橋(りゅうとおおはし)は、新潟県新潟市の信濃川に架かる国道7号の道路橋梁。
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[編集] 概要
新潟市の市街地に架かる全長220m、幅員40mの橋である。車道は片側2車線の計4車線で、両側に歩道を備え、上流側の両岸に歩行者用のエレベーターが設置されている。
信濃川の最も河口側に位置する橋梁で、下流側の河口部には新潟みなとトンネルがあり、上流側には萬代橋が架かっている。
この橋梁部は国道7号の区間だが、前後は左岸側が新潟市道、右岸側が国道113・350号となっており、7号の本道は萬代橋経由の区間となっている。これは柳都大橋が新潟南北道路の区間となっており、今後栗ノ木バイパス、東港線の高架化などと併せて整備することが計画されているためで、現開通区間の橋梁部は中央部に高架橋を通すため、上下線が分かれた形となっている。
[編集] 交通量
1日あたりの自動車交通量:20,700台(2004年6月)
[編集] 名称
公募により11,934通のなかから選ばれた。
[編集] 歴史
萬代橋の慢性的な渋滞を解消するため、2002年5月19日に開通した。
[編集] 沿革
- 1960年代半ば、萬代橋下流をルートとする有料道路「みなと大橋」の構想が持ち上がる。
- 1970年代に「みなと大橋」の建設が決定、併せて東港線の高架バイパスが着工。しかしその後、オイルショックや市政の交代などで計画は消滅する。
- 1992年9月 都市計画道路「万代島ルート線」として都市計画決定。
- 新潟市紫竹山七丁目(紫竹山IC) - 新潟市寄居町
- 1993年 「一般国道7号万代橋下流橋」として事業化。
- 新潟市東堀通10番町 - 新潟市万代島
- 1994年12月16日 万代橋ルート線が新潟南北道路の一部として地域高規格道路の計画路線に指定される。
- 1995年4月28日 万代橋下流橋の区間が地域高規格道路の整備区間に指定される。
- 2001年1月25日 橋の名称が公募選考により「柳都大橋」に決定。
- 2002年5月19日 柳都大橋を含む0.8kmの区間が供用開始。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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