東海中学校・高等学校
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東海中学校・高等学校(とうかいちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、愛知県名古屋市の中高一貫制の男子校である。この学校の生徒は「東海生」と呼ばれている。 浄土宗に基づく宗教教育を基礎にすえているが、県内屈指の進学校でもある。
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沿革
宗教教育
浄土宗に基づく仏教教育・情操教育を行う。ただし、宗派にはとらわれず、広く生命を尊重する「共生(きょうせい・ともいき)」の心を培うことを目指している。実家の宗教・宗派と異なっていても問題はない。
進学
地元の名古屋大学だけでなく、東京大学・京都大学に毎年それぞれ30人ほど進学させているほか、早稲田大学・慶應義塾大学といった難関私立大学や、医学部医学科への進学者も多い。単年度医学部進学者数は日本一となっている。
関連学校・兄弟校
年間行事
サタディ・プログラム
年間2回、OBや学外の人材を招いて土曜公開講座「サタディ・プログラム」を実施している。(通称サタプロ)
記念祭
記念祭(創立記念祭/そうりつきねんさい)は年に1回行われる東海高等学校の文化祭。 毎年、9月の最後の土日などに2日間中学校の九月祭と同日に行われ、主に県内・市内からOB、他校生徒などを中心に賑わう。
なお、数字(2006年なら第118回記念祭)は学校創立からの年数であり、記念祭の開催回数とは異なる。
- 運営
生徒の有志による記念祭実行委員会(生徒会に所属)が中心となり、全生徒が参加する形を取る。 1年生、2年生は各クラス単位でクラス企画か演劇を行う。 3年生は各クラス単位で模擬店を出展する。 また、各クラブによる出し物、有志による出し物がある。
- 出し物など
- バザー
- 演劇
- 模擬店
- ステージ企画
九月祭
九月祭(くがつさい)は年に1回行われる東海中学校の文化祭。 毎年、9月の最後の土日などに2日間高校の記念祭と同日に行われ、主に県内・市内からOB、他校生徒などを中心に賑わう。
著名な卒業生
政治家
研究者
経済界
文化人
- 大沢在昌(小説家)
- 木村太郎(ジャーナリスト)
- 呉智英(評論家)
- 黒川紀章(建築家)
- サンダー杉山(元プロレスラー)
- 鈴木敏夫(スタジオジブリプロデューサー)
- 鈴木宣之(イチローの実父)
- 高須克弥(美容整形外科医、高須クリニック院長)
- 元ドリアン助川現TETSUYA((詩人・音楽家)
- 藤井誠二(ノンフィクション作家)
- 三浦洋一(俳優)
- 三宅民夫(NHKアナウンサー)
- 栗田昌裕(SRS提唱者。医学博士)
- 鉄崎幹人(ローカル芸能人)
- 藤ノ川(元幕内力士)