CSK
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株式会社CSKホールディングス(シーエスケイ、CSK HOLDINGS CORPORATION)は、日本初の独立系システムエンジニアリング企業である。東証第1部に上場、証券コードは9737番。
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[編集] 概要
- 創業者は大川功(おおかわ いさお)(故人)。
- 「CSK」とは、創業時の商号であるコンピューターサービス株式会社の英訳表記「Computer Service Kabushiki-Kaisha」の略。本業はコンピュータシステムの開発会社である。
- かつてはゲーム会社である株式会社セガもグループ傘下であった(1983年にグループに加入)が、2003年12月にサミー株式会社へ売却した。これはセガの経営悪化や企業間取引への事業集中を図ろうとしたことなどが理由である。
- 一般消費者がこの会社の名前を指すときは、かつてグループ企業であったCRI(旧株式会社CSK総合研究所、現在の株式会社CRI・ミドルウェアと株式会社セガの一部)を指すことがある。
- 大川が健在だった頃は、新入社員全員(多い時で1000人ほどいたらしい)にオリジナルCDが配布されていた。
- 内容は、CSK社歌に始まり、CSKズッコケ音頭、都はるみが歌う第2社歌「今がその瞬間(とき)」など企業ソングが前半に収録されており、後半は大川直々に熱唱する、「東京ラプソディ」「昔の名前で出ています」「うちの女房にゃ髭がある」などが収録されていた。
[編集] 略歴
- 1968年(昭和43)10月7日 - 大阪淀屋橋にコンピューターサービス株式会社設立。
- 1977年(昭和52)8月 本社を大阪から東京都新宿区へ移転。
- 1980年(昭和55) - 東京証券取引所第1部に株式上場。
- 1984年(昭和59)4月 - 株式会社セガ・エンタープライゼス(現 株式会社セガ)に資本・経営参加
- 1987年(昭和62) - 商号を株式会社シーエスケイに変更。
- 2001年(平成13)3月 - 創業者・大川功 逝去 (享年74歳)
- 2004年(平成16)1月1日 - 商号の登記上の表記を株式会社CSKに変更。
- 2004年(平成16)4月1日 - CSKネットワークシステムズ株式会社を合併。
- 2004年(平成16)4月 - コスモ証券株式会社を連結子会社化
- 2005年(平成17)10月1日 - 純粋持株会社となり、CSKホールディングスに社名変更。システムエンジニアリング事業を株式会社CSKシステムズに分割。
[編集] 主な関係会社
[編集] 連結子会社
- 株式会社CSKシステムズ
- コスモ証券株式会社(東証1部上場)
- 株式会社ジェー・アイ・イー・シー(東証2部上場)
- 株式会社ベリサーブ(マザーズ上場)
- 株式会社CSKネットワークシステムズ
- 株式会社CSK証券サービス
- 株式会社サービスウェア・コーポレーション
- 株式会社CSKコミュニケーションズ
- 株式会社福井CSK
- 株式会社島根CSK
- 株式会社岩手CSK
- 株式会社大分CSK
- 株式会社クオカード
- 株式会社ISAO (イサオ)
- 株式会社CSKファイナンス
- 株式会社北海道CSK
- 株式会社福岡CSK
[編集] 過去のグループ会社
- 株式会社ベルシステム24
- 株式会社セガ
- 株式会社アスキー(現 株式会社メディアリーヴス)
- 株式会社シーエスケイ・エレクトロニクス(現 株式会社T・ZONEホールディングス、旧 株式会社亜土電子工業)(T・ZONE運営)
- ネクストコム株式会社(東証2部上場)