東区 (浜松市)
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東区(ひがしく)は、静岡県浜松市が2007年4月1日に政令指定都市に移行した際に発足する7つの行政区のうちの一つ。区域は浜松市の東部で、区役所は、東名高速道路浜松IC近くの浜松市総合産業展示館の駐車場に新設する予定。
目次 |
[編集] 東区の概要
[編集] 歴史
東区は2007年4月に浜松市が政令指定都市に移行した際に発足する予定。2005年7月に周辺の11市町村を編入合併した旧浜松市の東部にあたり、古くからの商店街や、新興住宅地、田畑など様々な地域を持つ。
[編集] 面積
東区の面積は同時発足する7つの行政区では中区に次いで二番目に小さい。東区内は積志地区を除いて勾配はほとんど見られず平地がほとんどである。また東区は中区、南区、北区、浜北区と境界を接している。
[編集] 人口
浜松市発表の東区の人口は約12万5000人で中区に次ぐ人口を誇る。これは主に浜松市の郊外に位置し、半田山や有玉台などの新興住宅地が多いことも関係している。
[編集] 東区の市街地構成
- 積志地区
(積志町、有玉北町・南町・西町、有玉台、半田町、半田山、西ヶ崎町、中郡町など)遠州鉄道西鹿島線や国道152号、静岡県道65号浜松環状線の沿線に位置する積志地区は交通の便が良いこともあって古くからの大きな農家の屋敷だけでなく、新しくできた住宅も多く軒を連ねる。特に半田山や有玉台などの新興住宅地は新しい住宅が密集している。近年国道152号沿いに飲食店が多く店舗を構え、商業ゾーンにもなっている。また半田山を中心に国立大学や高等学校など教育施設も集中している。
- 笠井地区
(笠井町、笠井新田町、笠井上町、豊町、豊西町など)古くから商業地として賑わいを見せた笠井地区は今も昔の面影を残し、浜松中心部と天竜区を結ぶ笠井街道沿いには古くからの商店や住宅が密集している。
- 長上地区
(市野町、小池町、天王町、上石田町、下石田町、原島町 [ ばらじまちょう]、流通元町、中田町)かつては田園が多い地域だったが、浜松の都市化に伴い、住宅や工場などが多く密集する地域になりつつある。特に2005年にオープンしたイオン浜松市野ショッピングセンターは浜松の東部地区の商業施設の核として賑わっている。
- 蒲地区
(神立町 [こうだちちょう]、上西町、植松町、大蒲町、天龍川町など)中区と境界を接する地域で、中心部に隣接していることもあり、多くの住宅が密集する地域である。芳川沿いには工場や学校も存在する。
- 中ノ町地区
(中野町、中里町、白鳥町 [ しろとりちょう] など)天竜川の西岸にあたるこの地域は古くからの住宅も多い。古くには鉄道も走っていた歴史もある。
[編集] 観光
浜松の中心部に近く、新しい町も多いことからか、観光の施設などはほとんどない。
[編集] 主な文化施設・公園など
- 安間川公園
- 中田公園
- 有玉緑地
- 浜松アリーナ
[編集] 教育機関
- 大学
- 国立大学法人 浜松医科大学
- 高等学校
- 静岡県立浜松東高等学校
- 浜松日体高等学校
- 中学校
- 浜松市立天竜中学校
- 浜松市立与進中学校
- 浜松市立笠井中学校
- 浜松市立積志中学校
- 浜松市立積志中学校萩原分校
- 浜松市立中郡中学校
- 浜松市立丸塚中学校
- 浜松日体中学校
- 小学校
- 浜松市立佐藤小学校
- 浜松市立和田小学校
- 浜松市立蒲小学校
- 浜松市立与進小学校
- 浜松市立豊西小学校
- 浜松市立笠井小学校
- 浜松市立中ノ町小学校
- 浜松市立積志小学校
- 浜松市立大瀬小学校
- 浜松市立中郡小学校
- 浜松市立与進北小学校
- 浜松市立有玉小学校
- 浜松市立有玉小学校萩原分校
- 浜松市立和田東小学校
- 幼稚園
- 浜松市立和田幼稚園
- 浜松市立与進幼稚園
- 浜松市立豊西幼稚園
- 浜松市立笠井幼稚園
- 浜松市立中ノ町幼稚園
- 浜松市立万斛幼稚園
- 浜松市立有玉幼稚園
- 浜松市立橋爪幼稚園
- 天王幼稚園
- 蒲幼稚園
- 海の星鷺の宮幼稚園
- 篠ヶ瀬幼稚園
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 国道
- 主な県道
[編集] 隣接する他の行政区
(以下共に2007年4月に発足する行政区)
[編集] 関連項目
浜松市の行政区 |