日本ゲーム大賞
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日本ゲーム大賞(にっぽんゲームたいしょう)は、その年の優れたコンシューマーゲーム作品に授与される賞。社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が開催している。
1996年に「CESA大賞」として初めて開催され、その後毎年実施されている(2001年は未開催)。第4回から「日本ゲーム大賞」という名称に変更され、第6回から「CESA GAME AWARDS」に、そして第10回(2006年)から再び「日本ゲーム大賞」となった。
選考委員長は、『バカの壁』の著者として有名な養老孟司が務めている。
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[編集] 賞の概要(2006年現在)
日本ゲーム大賞には、「年間作品部門」 (GAME AWARDS)、「フューチャー部門」 (GAME AWARDS FUTURE)、「インディーズ部門」 (GAME AWARDS INDIES)という3つの表彰カテゴリーが存在する。はじめは「GAME AWARDS(旧名称CESA大賞)」およびその細部門のみだったが、後に「GAME AWARDS FUTURE」、「GAME AWARDS INDIES」が加わった。
[編集] 年間作品部門 (GAME AWARDS)
対象期間内に日本で発売された家庭用ゲーム機(据え置き型、携帯型他)対応の作品、パソコン対応の作品等、全てのコンピュータエンターテインメント作品(CESA非会員による作品も対象)を選考対象とし、「CESA GAME AWARDS選考委員会」による審査、および一般投票の結果や販売本数を踏まえて選考する。その結果、最高の評価を得た作品に「最優秀賞」、優秀であると評価された作品に「優秀賞」が贈られる。
また、これら以外に、日本国外において高評価を得た2作品(日本国内の企業作品、日本国外の企業作品それぞれ1作品)には「グローバル賞」が、対象期間中に日本で最も多く販売された作品には「ベストセールス賞」が、それぞれ贈呈される。
さらに、選考委員会によって推薦された作品および人物がいた場合、「特別賞」が贈られる。
ただし、CESA倫理規定に則るものでないアダルトゲーム及び関連作品は対象外となる。
[編集] フューチャー部門 (GAME AWARDS FUTURE)
第6回から新設された表彰カテゴリー。東京ゲームショウにおいて発表、あるいは出展・展示された全作品(未発売作品に限る)を選考対象とし、東京ゲームショウ内で実施される一般投票において評価が高かった作品に授与される。
ちなみに、任天堂など、東京ゲームショウに出展していないメーカーは選考の対象外となる。
[編集] インディーズ部門 (GAME AWARDS INDIES)
第8回から新設された表彰カテゴリー。製品化されていない応募作品を選考対象とする。応募資格は、日本国内在住の個人・団体(プロ・アマは問わない)にある。選考委員会が審査し、最も高い評価を受けた1作品に「最優秀賞」、優秀と評価された作品に「優秀賞」が贈られる。
[編集] 問題点
フューチャー部門に関しては、先述の通り東京ゲームショウに出展していないメーカーは選考の対象外となるので、E3ではどう考えても賞を受けるようなタイトルが受賞しないことがある。
また、一般投票の比率等選考基準に不透明さが残るため、特定の雑誌の評価がそのまま反映されていると言う意見も多い。
[編集] 受賞作品
全ての受賞作品を挙げると多数になるため、ここでは、「年間作品部門」(GAME AWARDS) カテゴリーにおいてもっとも高い評価を受けた作品を挙げる。作品名の後ろの括弧内は発売元(受賞当時)、発売されたプラットフォーム。
[編集] CESA大賞 '96
- 大賞 - 『サクラ大戦』(セガ・エンタープライゼス、セガサターン)
[編集] CESA大賞 '97
- 大賞 - 『ファイナルファンタジーVII』(スクウェア、プレイステーション)
[編集] 第3回 CESA大賞
- 大賞 - 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(任天堂、NINTENDO64)
[編集] 第4回 日本ゲーム大賞
- 大賞 - 『どこでもいっしょ』(ソニー・コンピュータエンタテインメント、プレイステーション)
[編集] 第5回 日本ゲーム大賞
- 大賞 - 『ファンタシースターオンライン』(セガ、ドリームキャスト)
[編集] 第6回 CESA GAME AWARDS
- GAME AWARDS 2001-2002
- 対象期間: - 2001年1月1日から2002年3月31日
- 最優秀賞 - 『ファイナルファンタジーX』(スクウェア、プレイステーション2)
[編集] 第7回 CESA GAME AWARDS
- GAME AWARDS 2002-2003
- 対象期間: - 2002年4月1日から2003年3月31日
- 最優秀賞 - 『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』(ナムコ、プレイステーション2)、『ファイナルファンタジーXI』(スクウェア・エニックス、プレイステーション2・PC)
[編集] 第8回 CESA GAME AWARDS
[編集] 第9回 CESA GAME AWARDS
- GAME AWARDS 2004-2005
- 対象期間: - 2004年4月1日から2005年3月31日
- 最優秀賞 - 『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』(スクウェア・エニックス、プレイステーション2)
[編集] 日本ゲーム大賞2006
- 年間作品部門
- 対象期間: - 2005年4月1日から2006年3月31日
- 最優秀賞:『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』(任天堂 ニンテンドーDS/Lite)、『ファイナルファンタジーXII』(スクウェア・エニックス プレイステーション2)