悲しいほどお天気
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悲しいほどお天気 | ||
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松任谷由実 の アルバム | ||
リリース | 1979年12月1日 | |
録音 | 1979年9月~10月 | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 49分23秒 | |
レーベル | EXPRESS | |
プロデュース | 松任谷正隆 | |
レビュー | ||
最高順位6位、累計売上20.8万枚(オリコン) |
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松任谷由実 年表 | ||
YUMING BRAND PART.2 (1979年) |
悲しいほどお天気 (1979年) |
時のないホテル (1980年) |
悲しいほどお天気 (かなしいほどおてんき)は松任谷由実 (ユーミン) の8枚目のオリジナルアルバム。1979年12月1日に東芝EMIからリリースされた。1979年9月18日~1980年3月26日に「MAGICAL PUMPKIN~魔法の南瓜物語~」コンサートツアーが行われた。
[編集] 解説
アルバムのサブタイトル(英語名)は、The Gallery in My Heart。収録されている曲全てに英語のタイトルが付けられている。1980年の年間アルバム売り上げ第32位。
[編集] 収録曲
Side A
- ジャコビニ彗星の日-The Story of Giacobini's Comet-
- 影になって-We're All Free-
- 真夜中の魅力に誘われてひとり外へ繰り出す様子が歌われているミディアムロック。曲中のドーナツ屋は中島みゆきの吉野屋に対抗したんだとか。
- 緑の町に舞い降りて-Ode of Morioka-
- DESTINY
- 丘の上の光-Silhouettes-
- 穏やかな夕暮れの様子が描かれている。移ろう時と主人公の気持を対比して描いているところがユーミンらしい。
Side B
- 悲しいほどお天気-The Gallery in My Heart-
- 玉川上水沿いの道が舞台。誰もがずっとこのまま一緒にいられると思っていた頃を懐かしく振り返った曲。ユーミンの美大時代の思い出をオーバーラップした、全編私小説であるこのアルバムのタイトルチューン。1992年フジテレビ系ドラマ「悲しいほどお天気」主題歌。
- 気ままな朝帰り-As I'm Alone-
- 気ままに暮らしている主人公がまだ実家にいた数年前を照れくさく懐かしく振り返る。
- 水平線にグレナディン-Horizon & Grenadine-
- 錆色の海にグレナディンのような夕日。主人公は戻らないものに思いをはせ初冬の海にひとり佇んでいる。
- 78
- さまよいの果て波は寄せる-The Ocean and I-
- 晴れない気持を抱いて海まで来たが、海を見ていても結局何も解決しない。それでも海や空が見せる偉大な光景に見とれるうち少し心穏やかになる主人公が描かれている。
- 全作詞・作曲 : 松任谷由実
- 編曲 : 松任谷正隆
[編集] 参加ミュージシャン
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