弦楽四重奏
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弦楽四重奏とは、ヴァイオリン属4本の楽器からなる合奏形態を指す。主に2本のヴァイオリン、1本ずつのヴィオラ、チェロによって構成される。
室内楽形態の中で、ピアノ三重奏は三者の競い合う性格が強いのに対し、弦楽四重奏は四者が協調して一つの響きを作る性格が強い。
目次 |
[編集] 沿革
ハイドンは68曲もの弦楽四重奏曲を残し、彼は生前から「弦楽四重奏の父」と見なされていた。ハイドンに刺激を受けたモーツァルトも引き続き多くの作品を残している。特に代表作「ハイドン・セット」(第14-19番)は全6曲に2年あまりを費やした力作であった。その後、ベートーヴェンの中期の傑作群(ラズモフスキー弦楽四重奏曲)により、交響曲と並ぶ作曲家の重要ジャンルとして確立されることになる。その後シューベルトが15の曲を残したのをはじめ、多くの作曲家がこのジャンルに曲を残し、現代に至るまで多くの曲が作られ、愛されている。
[編集] 著名な弦楽四重奏団
- アマデウス弦楽四重奏団
- アルデッティ弦楽四重奏団
- アルバン・ベルク弦楽四重奏団
- イザイ弦楽四重奏団
- イタリア弦楽四重奏団
- ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団
- ヴェラー弦楽四重奏団
- ヴラフ四重奏団
- エマーソン弦楽四重奏団
- エルデーディ弦楽四重奏団
- カペー四重奏団
- カルヴェ弦楽四重奏団
- カルミナ四重奏団
- クロノス・カルテット
- ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
- コーリッシュ四重奏団
- コダーイ弦楽四重奏団
- コチアン四重奏団
- シネ・ノミネ四重奏団
- 上海クァルテット
- ジュリアード弦楽四重奏団
- スメタナ弦楽四重奏団
- ターリッヒ弦楽四重奏団
- タカーチ弦楽四重奏団
- 東京クヮルテット
- ハーゲン弦楽四重奏団
- パノハ弦楽四重奏団
- バリリ弦楽四重奏団
- バルトーク弦楽四重奏団
- ハレー・ストリング・カルテット
- ファイン・アーツ四重奏団(ファイン・アーツ・カルテット)
- フェルメール弦楽四重奏団
- ブタペスト弦楽四重奏団
- ブッシュ四重奏団
- プラハ四重奏団
- ブロドスキー弦楽四重奏団
- ボロディン弦楽四重奏団
- メロス弦楽四重奏団
- ヤナーチェク四重奏団
- ラサール弦楽四重奏団
- リンゼイ弦楽四重奏団
- レナー四重奏団
- ロゼー四重奏団
[編集] 古楽系
- エステルハージ四重奏団
- クイケン四重奏団
- 古典四重奏団
- ザロモン弦楽四重奏団
- フェステティーチ四重奏団
- モザイク四重奏団