アルバン・ベルク弦楽四重奏団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
正式にはアルバン・ベルク四重奏団。 アルバン・ベルク四重奏団(アルバン・ベルクしじゅうそうだん、英語表記はAlban Berg Quartet、 ドイツ語表記はAlban Berg Quartett)は、1970年にオーストリアで結成された弦楽四重奏団。ウィーンの伝統を守りつつ、演奏会では必ず20世紀の曲も取り上げるポリシーを掲げている。
[編集] 略歴
1970年、ウィーン音楽大学の教授であり、かつてごく数年間ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターも務めていたギュンター・ピヒラーが同僚と結成した。名称についてはアルバン・ベルク未亡人から許諾を得ている。1971年にウィーンのコンツェルトハウスでデビュー。設立当初、アメリカのシンシナティに1年間留学し、当時新ウィーン楽派を得意としていたラサール弦楽四重奏団に師事するなど、ウィーンの伝統に安住せず、現代音楽に積極的に取り組む姿勢を貫いているが、法外な難曲には手は出さない。精緻なアンサンブルは評価が高く、1980年代には世界を代表するカルテットと認識され、現代の弦楽四重奏団体の規範とさえ評されることもある。
[編集] メンバー
ヴィオラ奏者のカクシュカが2005年7月4日に亡くなったため、その後カクシュカの弟子、イザベル・カリシウスが正式なメンバーとして迎えられることとなった。
- 第1ヴァイオリン
- ギュンター・ピヒラー Günther Pichler(1970年 - )
- 第2ヴァイオリン
- クラウス・メッツル Klaus Maetzl(1970年 - 1978年)
- ゲルハルト・シュルツ Gerhard Schulz(1978年 - )
- ヴィオラ
- ハット・バイエルレ Hatto Beyerle(1970年 - 1981年)
- トーマス・カクシュカ Thomas Kakuska(1981年 - 2005年)
- イザベル・カリシウス Isabel Charisius(2005年 - )
- チェロ