小暑
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小暑(しょうしょ)は二十四節気の1つ。7月7日ごろ。およびこの日から大暑までの期間。
太陽黄経が105度のときで、梅雨明けが近づき、暑さが本格的になるころ。六月節。暦便覧には「大暑来れる前なればなり」と記されている。
蝉が鳴き始める。
小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。小暑の終わりごろに夏の土用に入る。
[編集] 七十二候
小暑の期間の七十二候は以下の通り。
- 初候
- 温風至(おんぷう いたる) : 暖い風が吹いて来る(日本・中国)
- 次候
- 蓮始開(はす はじめて はなさく) : 蓮の花が開き始める(日本)
- 蟋蟀居壁(しつしゅつ かべに おる) : 蟋蟀が壁で鳴く(中国)
- 末候
- 鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす) : 鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える(日本・中国)