宮田律
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宮田律(みやた おさむ, 1955年5月5日-)は、静岡県立大学国際関係学部助教授。専門は、イスラム地域の政治および国際関係。
山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学文学部史学科東洋史専攻卒業。同大学大学院文学研究科史学専攻およびカリフォルニア大学ロサンゼルス校歴史学科で学ぶ。1987年から静岡県立大学で教鞭をとり、「中東アフリカ論」「国際政治学」などを担当。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『イスラム政治運動――台頭するイスラム主義と国際政治』(日本経済新聞社, 1996年)
- 『中東政治構造の分析――民族・イスラーム政治を考える』(学文社, 1996年)
- 『イスラム世界と欧米の衝突』(日本放送出版協会, 1998年)
- 『イスラム紛争の深層』(時事通信社, 1998年)
- 『中央アジア資源戦略――石油・天然ガスをめぐる「地経学」』(時事通信社, 1999年)
- 『イスラムでニュースを読む――イスラム紛争の火種をさぐる』(自由国民社, 2000年)
- 『イスラム・パワー』(講談社,2000年)
- 『現代イスラムの潮流』(集英社[集英社新書], 2001年)
- 『よくわかる「今のイスラム」』(集英社, 2001年)
- 『「イスラム過激派」をどう見るか』(岩波書店, 2002年)
- 『現代イスラムの潮流と原理主義の行方』(集英社, 2002年)
- 『物語イランの歴史――誇り高きペルシアの系譜』(中央公論新社[中公新書], 2002年)
- 『いまなぜ「戦争」なのか?』(新潮社, 2002年)
- 『中東情勢のいまを読む』(岩波書店, 2003年)
- 『中東 迷走の百年史』(新潮社[新潮新書], 2004年)
- 『イラクと日本』(集英社[集英社新書], 2004年)
- 『中東がわかる8つのキーワード』(平凡社[平凡社新書], 2005年)
- 『イスラム超過激派――<戦慄の全貌と21世紀の脅威>』(講談社, 2005年)
- 『中東イスラーム民族史――競合するアラブ、イラン、トルコ』(中央公論新社[中公新書], 2006年)
- 『イスラム石油戦争』(NTT出版, 2006年)
- 『軍産複合体のアメリカ――戦争をやめられない理由』(青灯社, 2006年)