太田川駅
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太田川駅(おおたがわえき)は、愛知県東海市大田町後田にある、名古屋鉄道の駅。2010年度末完成予定の高架化工事の準備が行われている。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
島式2面4線ホームを持つ地上駅。エスカレーター、エレベーターはなし。
いまどき珍しい、昔ながらの行灯方式の行先表示機が今も現役で使われている。しかし駅の高架化計画があり、見納めになる日はそんなに遠くないだろう。
空港特急「ミュースカイ」の通過駅となっており(朝の一部列車は除く)、駅周辺にはカーブもないことから最大8両の全車特別車編成が名鉄特有のミュージックホーンを高らかに吹鳴しながら一瞬のうちに通り過ぎていく。30分おきに見ることができるそのシーンにはかなりの迫力があるが、河和線上下線と交差しているため通過速度は70キロに抑えられている。高架化が完成した暁には通過速度を現行70キロから120キロにまで引き上げる方針が採られており、高架後常滑線の認可最高速度が130キロに引き上げられる際には130キロ運転が可能となる。
高架完成後は3面6線、一階がコンコース、2・3階が乗り場となる3層構造となり、ホームタッチでの乗換えがさらに便利な物となるだろう。しかし高架完成時には現在数十両の収容力を持つ太田川電留線が線路用地に取り込まれてしまうため、聚楽園駅留置線や大江駅留置線の増強が課題となっている。
- のりば
1・2 | ■常滑線・空港線 | 常滑・中部国際空港方面 |
■河和線・知多新線 | 河和・内海方面 | |
3・4 | ■常滑線 | 名鉄名古屋・犬山・豊橋(金山折り返し)方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日乗降車人員は13,186人で、常滑線・空港線(神宮前駅を除く)では、中部国際空港駅に次いで2番目に多い。
[編集] 駅周辺
- 東海市役所
- 愛知県立東海商業高等学校
- どんでん広場 高架化事業により空き地になっている部分で行われている屋台村のこと。以前は同地にユニー太田川店が存在していた。
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
- 名古屋鉄道
- 常滑線