大館城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福島県いわき市にあった大館城については大館城 (陸奥国)を参照のこと。
大館城(おおだてじょう)は、秋田県大館市にある城。桂城とも呼ばれる。跡地は現在、桂城公園として整備されている。
[編集] 歴史
源頼朝の奥州征伐の後、この地には御家人浅利氏が配され地頭職となった。天文十九年(1550年)浅利勝頼により築城されたとされている 戦国時代は、この地は浅利氏、南部氏、秋田氏(安東氏)、津軽氏の係争の地となる。 太閤検地により、この地は秋田氏のものとなった。関ヶ原の戦いの後、秋田氏は常陸に移封され、かわりにこの地は佐竹氏が支配することになる。一国一城令の例外としてこの城は横手城同様に存続を認められる。戊辰戦争の際に南部氏が大軍で攻めてきたため、城は大館城代の佐竹大和が自ら火を放ち、堀などの遺構を残して全焼することになる。
[編集] 関連項目
カテゴリ: 日本の城 | 秋田県の歴史 | 歴史関連のスタブ項目