大分ホーバーフェリー
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大分ホーバーフェリー株式会社(おおいた-)は大分市内から大分空港へホバークラフトを運航する会社で、ホバークラフトでの乗客輸送を行う日本唯一の会社である。
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[編集] 会社概要
1971年に大分空港が大分市内から東国東郡武蔵町/安岐町(現国東市)へ移転した際に大分市内からのアクセスをより便利にするために開設された。大分基地から大分空港までの乗船時間は通常約25分である。
大分交通の関連会社である。
なお、大分基地は旧大分空港の滑走路先端近くにある。
[編集] 航路
- 大分基地―大分空港
- 大分基地―別府国際観光港(不定期)
- 大分基地―住吉浜(不定期)
- 大分基地―姫島(不定期)
[編集] 使用艇
三井造船製 MV-PP10
- ドリームアクアマリン(旧 ドリーム1号)平成2年3月就航
- ドリームエメラルド(旧 ドリーム2号)平成3年3月就航
- ドリームルビー(旧 ドリーム3号)平成7年10月就航
- ドリームサファイア 平成14年4月就航
- ドリームサファイアは2002 FIFAワールドカップ大分開催に際して導入された最新鋭船でバリアフリー対応としたため乗船定員が他の3艇の105名より少ない100名となっている。また他の3艇と異なり推進エンジンが水冷式になっている。
- また、各艇内にトイレは設置されていない。
[編集] 過去の使用艇
三井造船製 MV-PP5
- ほびー1号 昭和46年6月から平成3年
- ほびー2号 昭和46年7月から昭和51年
- ほびー3号 昭和46年9月から平成2年
- はくちょう3号 昭和45年6月から平成7年
- エンゼル2号 昭和47年6月から昭和63年
- エンゼル5号 昭和50年4月から平成14年
- ほびー6号 昭和49年10月から平成15年
- ほびー2号、エンゼル2号以外は、船体延長改造を受け50人乗りから75人乗りになった。
- はくちょうは名鉄観光から、エンゼルは鹿児島からの移籍。ほびー6号は元赤とんぼ51号で大阪徳島間で使われていた。