喰い下がり
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喰い下がり(くいさがり)とは、麻雀用語で、副露によって本来の飜数から一飜引かれることをいう。喰い下がりが発生することを喰い下がるという。
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[編集] 喰い下がり役
副露によって喰い下がりの発生する役は決まっており、刻子役や槓子役では見られない。七対子など副露が不可能な役でも見られない。また、役満役や一飜役の中には喰い下がり役は存在しない。
以下に喰い下がり役の一覧を示す。
[編集] 二飜 → 一飜
[編集] 三飜 → 二飜
[編集] 六飜 → 五飜
[編集] 喰い下がり役の複合
喰い下がり役が複合し、かつ、副露している場合、それぞれの喰い下がり役の飜数が引かれる。
たとえば下のような手の場合、三色同順とチャンタが成立し、合わせて四飜である。
しかし、下のように九筒をポンしている場合、三色同順もチャンタも喰い下がり、合わせて二飜にしかならない。 この例では、三色同順に関係のない九筒をポンしたのにも関わらず三色同順が喰い下がることにも注意されたい。
[編集] 関連項目
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