只見町
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日本有数の豪雪地帯。また、町域を流れる只見川には複数のダムがあり水力発電の基地となっている。
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[編集] 地理
[編集] 歴史
只見は古くは養蚕、塩の生産などで栄えた場所で鉱山も多くあった所である。しかし第二次世界大戦の終結後当町を流れる只見川の電源開発は急速な進展を見て今はダムが町の名物である。
- 1889年 - 町村制施行により、下記の通り町村合併が行われる。
- 布沢村(坂田村・布沢村が合併)
- 小梁村(梁取村・小林村が合併)
- 八幡村(大倉村・二軒在家村・塩ノ岐村が合併)
- 伊北村(只見村・田子倉村・叶津村・蒲生村・塩沢村・石伏村・寄岩村・十島村が合併)
- 朝日村(亀岡村・荒島村・熊倉村・福井村・黒谷村・黒沢村・小川村・長浜村・楢戸村が合併)
- 1940年 - 布沢村・小梁村・八幡村が合併し、明和村となる。
- 1952年 - 伊北村を只見村と改称。
- 1955年 - 明和村を編入。
- 1959年 - 朝日村を編入。町制施行により只見町となる。
[編集] 産業
- 田子倉湖周辺は水力発電が盛ん。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
町内を東日本旅客鉄道(JR東日本)の只見線が東から西に走り当町から新潟県魚沼市の小出駅方面、福島県会津若松市の会津若松駅方面への交通の一翼を担っている。町の中心部にある只見駅は単に只見町の玄関口であるというだけでなく只見線の主要駅となっていて只見線では数少ない駅員の配置されている駅となっている。只見線は典型的な赤字路線で、全体を走り通す列車の本数は只見から小出方面へは一日に4往復程度、只見から会津若松方面へは一日に3往復程度といたって少ないが、冬季は並行する国道252号が新潟県との境附近で豪雪のため閉鎖となるので当町から新潟県に抜ける唯一の交通手段となる。当町内の只見線には只見駅のほか会津塩沢駅・会津蒲生駅・田子倉駅があるがいずれも無人駅で特に田子倉駅の周辺には人家等が全く無く、冬季には同駅は閉鎖される。
[編集] 道路
- 国道252号 新潟県境付近は豪雪のため冬季閉鎖される。
[編集] 学校
- 只見町立只見小学校
- 只見町立朝日小学校
- 只見町立明和小学校
- 只見町立只見中学校
- 只見町立朝日中学校
- 只見町立明和中学校
- 福島県立只見高等学校
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 近年は2月11日頃に雪まつりというイベントがある。会場は駅前に隣接した広場。
積雪2mという環境から雪は豊富だが、交通の便が不安定なのであまり有名ではない。 なお、この時の雪を広場に積み上げておくだけで、5月連休まで一部は溶けずに残っている。 この雪を何かに使えないか検討中。2006年7月にはこの雪で雪ダルマを作りSL列車を歓迎した。
[編集] その他
- 福島県の自治体
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