原武史
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原 武史(はら たけし、1962年 - )は、東京都渋谷区出身の政治学者。明治学院大学国際学部教授。専攻は、日本政治思想史。
鉄道ファンでもあり、雑誌『本』の1996年1月号から、鉄道を巡るエセー『鉄道ひとつばなし』を連載している。凝われてはいるが、決してマニアの為だけに書かれたエッセイではないと評され、一般の層からも広く人気を得ている。
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[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 日本経済新聞社東京社会部記者(宮内記者会に所属し昭和天皇の病状報道に従事)
- 国立国会図書館職員
- 東大社会科学研究所文部教官助手
- 1997年4月 - 山梨学院大学法学部助教授
- 2000年4月 - 明治学院大学国際学部助教授
- 2004年4月 - 同教授
[編集] 受賞歴
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『直訴と王権――朝鮮・日本の「一君万民」思想史』(朝日新聞社, 1996年)
- 『「出雲」という思想――近代日本の抹殺された神々』(公人社, 1996年。講談社[講談社学術文庫])
- 『「民都」大阪対「帝都」東京――思想としての関西私鉄』(講談社[講談社選書メチエ], 1998年)
- 『大正天皇』(朝日新聞社[朝日選書], 2000年)
- 『可視化された帝国――近代日本の行幸啓』(みすず書房, 2001年)
- 『皇居前広場』(光文社[光文社新書], 2003年)
- 『鉄道ひとつばなし』(講談社[講談社現代新書], 2003年)