信濃川ウォーターシャトル
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信濃川ウォーターシャトル(しなのがわ-)は、新潟県新潟市に本社を置く、同市の信濃川下流域を中心に水上バスを運航する会社。
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[編集] 概要
かつて、新潟市周辺の信濃川・中ノ口川・阿賀野川・小阿賀野川流域では「河川蒸気」と呼ばれる汽船による水上交通が盛んであったが、明治時代後期から昭和時代初期にかけて鉄道・道路の整備が進んだのに伴って衰退し、旅客輸送はほとんど行われなくなった。
だが現在、新潟都市圏が拡がり、通勤時には幹線道路があちこちで渋滞を引き起こし、バスも少子化や運賃値上げなどで利用者が減少し、鉄道・バスの役割を補充するための交通機関が望まれていた。また新潟市は観光資源が乏しいというウイークポイントがあり、信濃川流域を利用した観光資源を開拓することが検討されていた。これらの事情から、かつての水上交通の復活と「水の都」の観光資源開拓を目指して設立されたのが、信濃川ウォーターシャトルである。
定期航路は信濃川下流域を航行。新潟市歴史博物館(みなとぴあ)から朱鷺メッセ、万代橋西詰、新潟県庁前を経由して、市内山田の新潟ふるさと村に至る。
現在、平日ダイヤは1日3往復と周遊便1本、休日ダイヤは1日7往復と周遊便2本が運航されている。
[編集] 会社概要
- 本社:新潟市下大川前通二ノ町2230-33 万代橋ビルジング11階
- 資本金:209,200,000円
[編集] 就航船
- アナスタシア
- ベアトリス
いずれも定員108人(うち座席64席)
[編集] その他サービス
- 自転車の航送が可能。区間にかかわらず1回200円。
- (小人およびにいがたレンタサイクルの貸自転車は100円)