佐藤陽子 (バイオリニスト)
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佐藤 陽子(さとう ようこ、1949年10月14日 - )は、日本人ヴァイオリニスト・声楽家・エッセイスト。 福島県福島市出身。
3歳よりヴァイオリン教育を始める。1958年に来日中のレオニード・コーガンに才能を認められ、翌年よりソ連政府の給費留学生としてモスクワ音楽院附属学校に進学、コーガンに師事。1962年にキリル・コンドラシンの指揮によりモスクワデビューを果たし、1966年にはチャイコフスキー国際コンクール第3位を受賞。同年9月よりモスクワ音楽院に進学。1969年にロン=ティボー国際コンクール第3位。1971年にモスクワ音楽院を首席で卒業した後、フランスに留学して翌1972年よりヨゼフ・シゲティの門を叩く。声楽をマリア・カラスに師事し、ソプラノ歌手としてジュゼッペ・ディ・ステファーノらと共演。
1976年に帰国し、アーティストとしての演奏活動のかたわら、エッセイの執筆やミュージカル歌手としてタレント活動も続けた。私生活でのパートナーとして知られる池田満寿夫とは1979年に共同で個人事務所を設立し、しばしば芸能界でもおしどり夫婦として話題になったが、池田側の事情によって、両者が正式の夫婦になったことは一度もなかった。池田が他界する前後の一時期は演奏活動が停滞したが、近年では、レクチャー・コンサートや慈善演奏会、ワークショップにおける青少年の指導に力を注いでいる。
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