今谷明
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今谷 明(いまたに あきら、 1942年 - )は、日本の歴史学者。国際日本文化研究センター教授。専門は日本中世史。京都市出身。近年はヨーロッパ・オリエントの封建制と日本中世の封建制との比較研究に興味を広げている。
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[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 1967年 大畿財務局事務官
- 1969年 経済企画庁国民生活局事務官
- 1977年 京都大学文学部助手
- 1980年 文化庁文化財保護部文化財調査官
- 1981年 国立歴史民俗博物館歴史研究部助教授
- 1986年 横浜市立大学文理学部助教授
- 1993年 横浜市立大学文理学部教授
- 1995年 横浜市立大学国際文化学部教授
- 2004年 国際日本文化研究センター教授
[編集] 著書
- 『室町の王権―足利義満の王権簒奪計画』 (中央公論社、1990年)
- 『信長と天皇―中世的権威に挑む覇王』 (講談社、1992年)
- 『武家と天皇―王権をめぐる相剋』 (岩波書店、1993年)
- 『室町時代政治史論』 (塙書房、2000年)
- 『中国の火薬庫』 (集英社、2000年)
- 『籤引き将軍足利義教』 (講談社、2003年)
- 『京都・一五四七年―上杉本洛中洛外図の謎を解く 』 (平凡社、2003年)
- 『「王権と都市」を歩く―京都からコンスタンティノープルへ』 (NTT出版、2004年)
- 『書評で読む歴史学 』 (塙書房、2004年)
- 『戦国期の室町幕府 』 (講談社、2006年)
- 『ビザンツ歴史紀行』 (書籍工房早山、2006年)
[編集] 論文
- 「平泉澄と権門体制論」上横手雅敬編『中世の寺社と信仰』(吉川弘文館、2001年)
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