ユニバース (書体)
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ユニバース (Univers)は、1957年にスイス人アドリアン・フルティガー(Adrian Frutiger)によってデザインされ、フランスのデュベルニ&ペニョー鋳造所から写植活字として発表されたラテン文字のサンセリフ体書体。オランダを想起させる書体として知られている。
エレガントかつ合理的なスタイルが特徴であり、ヘルベチカほどではないにしても、多くのシチュエーションで利用されてきた。スイスエアラインズやドイツ銀行、日本国内の企業では三洋電機などがコーポレート・タイプ(企業の制定書体)として利用している。
現在、ライノタイプ・ライブラリ社から"Linotype Univers"という、アドリアン・フルティガー自ら40年ぶりに全面改刻したUniversのコンピュータ用フォントが発売されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- アドビシステムズ(米国)によるタイプフェイス・サンプル