モンロー主義
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モンロー主義(Monroe Doctrine)は、第5代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・モンローが、1823年に議会への7番目の年次教書演説で発表した。南北アメリカは将来ヨーロッパ諸国に植民地化されず、主権国家としてヨーロッパの干渉がないべきであることを宣言した。それはさらにヨーロッパの戦争と、ヨーロッパ勢力と植民地間の戦争に対してアメリカ合衆国は中立を保つが、植民地の新設あるいはアメリカ大陸の独立国家に対するいかなる干渉もアメリカ合衆国への敵対行為と見なすという意図を述べたものであった。
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[編集] 背景
19世紀初頭のナポレオン戦争、特に半島戦争はスペインのアメリカ植民地に対する支配力を弱め、中南米諸国は次々に独立していた。
スペインが、中南米植民地での独立運動を鎮圧しようとした。
[編集] 冷戦下でのモンロー主義
[編集] その他
モンロー主義は、アメリカの孤立主義政策の代名詞とされ、日本でも行政施策等、団体が行う他と協調しない独自の行為を「**モンロー主義」と称することが多い。
[編集] 関連項目
- 汎米主義
- 市営モンロー主義
- ワンマン体制