ホンダ・フィットアリア
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ホンダ・フィットアリア | |
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製造期間 | 2002年 – |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
全長 | 4390mm |
全幅 | 1690mm |
全高 | 1485mm |
ホイールベース | 2450mm |
車両重量 | 1060kg |
車台が共通の車種 | フィット エアウェイブ モビリオ モビリオスパイク 2代目パートナー |
同クラスの車種 | トヨタ・ベルタ(特に1300cc) トヨタ・カローラアクシオ(特に1500cc) 日産・ティーダラティオ(特に1500cc) 三菱・ランサーセダン(特に1500cc) スズキ・エリオセダン(特に1500cc) |
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フィット アリア(Fit ARIA)とは本田技研工業の4ドアセダン型の乗用車。通称「アリア」。
2006年現在、日本国内で販売されているホンダ車では新車で買える唯一の5ナンバーセダンである。シビックの5ナンバーセダンの後継車の側面を持つ。
目次 |
[編集] スタイル・機構
[編集] エンジン・ミッション
L13A型1300cc SOHC8バルブi-DSIエンジン(86ps)の搭載モデルと、L15A型1500cc SOHC8バルブi-DSIエンジン(90ps)搭載モデルがラインナップされる。ハッチバック型のフィットと異なり、デビュー当初はVTECエンジン搭載モデルは設定されていなかったがのちに2005年10月のマイナーチェンジで1300ccが廃止になり1500ccに統一、最廉価グレード以外に1500ccのSOHC16バルブVTECエンジンが搭載された。 変速機はCVTのみであるが、1500ccモデルは手動操作で7段階に変速比を変えられる仕組みを備える。
[編集] ボディ・シャーシ
名前の通り、フィットのプラットフォームを用いた派生車。 フィット同様、燃料タンクをフロントシートの下に配置したセンタータンクレイアウトを採用。
フィットが5ドアのハッチバック型だが、このフィットアリアは4ドアセダンになっている。
ボディラインは基本的にフィットに準ずるが、開発者の「セダンに見えるようにするのに苦心した」という言葉どおり、巧みに細部が調整されているのが分かる。 ボンネットが長く見えるようにヘッドライトはフィットに比べて薄型になり、全高もわずかに低められていている。
デュアル・ポンプ方式による4WDも用意されているが、これは日本向け専用で、生産国であるタイ本国や中国も含めて、日本以外に4WDの設定は無い。
[編集] 歴史
[編集] 初代(2002年-)
[編集] 生産工場
タイの現地生産拠点「ホンダ・オートモービル・タイランド」のアユタヤ工場で生産され、アジア圏では「シティ」の名で販売。
CMに出演した高嶋ちさ子のベストアルバム「Aria」のジャケットに、フィットアリアが登場している。
[編集] 車名の由来
Aria オペラの中で歌われる独唱曲。詳細はアリアを参照のこと。
[編集] 取扱店
ホンダ系ディーラー統合前も、ベルノ店、クリオ店、プリモ店全てで販売される車種であった。ベルノ店ではインテグラSJ、クリオ店ではドマーニが廃止されてから小型セダンのラインナップがなく、事実上の後継車といえる。