ベスト・オブ・EL&P
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ザ・ベスト・オブ・ELP | ||
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エマーソン・レイク&パーマー の アルバム | ||
リリース | 1980年11月(US) | |
録音 | - | |
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |
時間 | 38:32 | |
プロデュース | - | |
レビュー | ||
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エマーソン・レイク&パーマー 年表 | ||
イン・コンサート (1979) |
ベスト・オブ・EL&P (1980) |
ブラック・ムーン (1992) |
ベスト・オブ・EL&P (THE BEST OF EMERSON,LAKE AND PALMER) は、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのアルバム。尚、便宜上、次回作はブラック・ムーンになっているが、途中で「エマーソン・レイク・アンド・パウエル」と「3(スリー)」というバンドが存在し、それぞれアルバムを発表している。
[編集] 収録曲
- ホウダウン
- ラッキーマン
- 悪の経典♯9 第一印象 パート2
- 聖地エルサレム
- ピーター・ガン
- 庶民のファンファーレ(シングル・バージョン)
- スティル…ユー・ターン・ミー・オン
- 孤独なタイガー
- トリロジー
[編集] 内容
ELPのベスト盤は複数発売されているが、公式な形でのベスト盤は本作が初めてである。日本の浮世絵をジャケットに使用した事でも有名なアルバムだが、長い曲が多いELPの代表曲をLPレコード1枚にまとめるというのは、かなり無理があったと思われる。実際、人気グループのベスト盤となれば相当の売り上げがあるというのが通例だが、上記の理由に加え、時期を逸した事など様々なマイナス要因が重なったせいもあり、アメリカでの最高順位が108位と、ベスト100にも入らなかった。
特徴として挙げられる点は「庶民のファンファーレ」のシングル・バージョンが収録されている事。ただし特別な編集がなされている訳では無く、アルバム「ELP四部作」に収録されたロング・バージョンの後ろ2/3をフェード・アウトし、さらに途中をカットしたものである。
また「悪の経典♯9 第一印象 パート2」とは新作や別テイクでは無い。元々収録されていた「恐怖の頭脳改革」のLPレコード盤が、収録可能時間の関係から、A面の終わりに約8分間、B面冒頭に約4分強収録されるという形になっており、そのB面冒頭部の方をパート2と呼称していた。本作にはその部分が収録されている。