フライゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フライゴン | |
---|---|
全国 ビブラーバ - フライゴン (#330) - サボネア |
|
ホウエン ビブラーバ - フライゴン (#118) - サボネア |
|
全般 | |
英語名 | Flygon |
進化体系 | 2進化ポケモン |
進化前 | ビブラーバ |
進化後 | なし |
世代 | 第3世代 |
ポケモン学 | |
分類 | せいれいポケモン |
タイプ | じめん / ドラゴン |
高さ | 2.0 m |
重さ | 82.0 kg |
特性 | ふゆう |
フライゴンは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
ビブラーバの進化形。昆虫に近い姿をしていたビブラーバから一転し、爬虫類的な姿となる。目は複眼を思わせる赤いカバーに覆われており、これにより砂塵から目を守る。
羽ばたくことにより砂塵を巻き起こして身を隠し、同時に歌声のような羽音のみが聞こえるため、「砂漠の精霊」とも呼ばれる。また、分類は「せいれいポケモン」となっているが、これは「精霊」と「蜻蛉」を掛けたものであると言える。飛行タイプではないが空を飛ぶも覚える。
[編集] ゲームでのフライゴン
ビブラーバがレベル45で進化する。「こうげき」「すばやさ」が高く、その他の能力も平均して高い。弱点も少ないが、じめんタイプ・ドラゴンタイプが共に苦手としている、こおりタイプの攻撃には非常に弱い。
ホウエン地方のポケモンリーグ四天王の一人、ゲンジが使用する。
『ポケモンレンジャー』では、「風の試練」の最終関門として登場する。素早い動きで画面中を飛び回るほか、竜巻を起こしてキャプチャを妨害する。
[編集] アニメでのフライゴン
エネコロロが初登場するエピソードでシルエットのみ登場し、後にホウエンのグランドフェスティバルでハルカのライバル・シュウが使うポケモンとして登場する。ホウエンのグランドフェスティバルではロゼリアとともにハルカのワカシャモ,エネコと戦い勝利する。その後,「ハルカ!ウインディをゲットかも」でウインディを争いハルカのゼニガメと戦い,ここでも勝利する。カントーのグランドフェスティバルではアブソルとともにハルカのワカシャモ,ゼニガメと闘うが敗れた。その後はシュウがジョウトのグランドフェスティバルにつれていったようである。
[編集] ポケモンカードでのフライゴン
初登場はポケモンカードADV第3弾『天空の覇者』。同時にフライゴンを中心とした構築済みスターター『フライゴンデッキ』も発売されている。無色ポケモンとしてカード化されるケースが多いが、闘ポケモンとしてもカード化されている。このほか、ポケモンex、異なるタイプを持つδ-デルタ種のものも存在する。
[編集] 映画でのフライゴン
『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』でファウンスに生息するポケモンとして登場し、サトシやマサトを背中に乗せてバトラーのボーマンダや怪物メタ・グラードンを相手に活躍した。
[編集] その他におけるフライゴン
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では、主人公・ルビーの父親にしてトウカシティのジムリーダー、センリのポケモンとして登場する。のちにセンリの元で特訓を積んだミツルに託される。