ゼニガメ (ポケモン)
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ゼニガメ | |
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全国 リザードン - ゼニガメ (#007) - カメール |
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ジョウト リザードン - ゼニガメ (#232) - カメール |
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ホウエン リザードン - ゼニガメ (#209) - カメール |
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全般 | |
英語名 | Squirtle |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | カメール |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | かめのこポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 0.5 m |
重さ | 9.0 kg |
特性 | げきりゅう |
ゼニガメは、ポケットモンスターシリーズに登場する490種の架空のキャラクター (モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
背中の丸い甲羅は単に身を守るだけでなく、表面の溝によって、水の抵抗を減らしつつ素早く泳ぐことができる。産まれたばかりのゼニガメは、誕生後しばらくすると背中の甲羅が次第に膨らみ始め、だんだんと硬くなっていくという。名前の由来は、クサガメやイシガメの子供をペットショップで販売する時の名称「ゼニガメ」(銭亀)から。
[編集] ゲームでのゼニガメ
『ポケットモンスター 赤・緑』で最初に貰えるポケモンの一体。3匹の中で防御力と特殊防御力がやや高い。地面タイプ・氷タイプの技を覚えれば弱点を克服出来るため、3匹の中では初心者向け。
[編集] アニメでのゼニガメ
「ゼニガメ団」という名の、トレーナーに捨てられたゼニガメ達によって構成された、非行集団のボスであった。したっぱとは違い、ボスの証しである三角形のレンズのサングラスを着用する。ロケット団が気球からばら撒いた爆弾の爆発により一部の森林地帯が燃えてしまうが、彼らのみずでっぽうで見事炎を消し止め、近隣の町に燃え移る大惨事を防いだことから、したっぱが消防団に入団。同時に「ゼニガメ団」から「ゼニガメ消防団」へ名を変えた。
ボスは後にサトシの仲間になるが、カメックスの島の物語で例のサングラスを甲羅の中に未だに持っていたことが判明。 無人島でサトシとはぐれた時、字幕で「サトシ達、怪獣に食べられちゃったりして!」と冗談を抜かして、ピカチュウとヒトカゲにつっこまれる。
ポケモンレース大会にてピカチュウと共にゲスト参加するが、坂道コースでバテてしまい、ピカチュウの手を借りて先を進むことに。
ジョウト編ではヒノアラシの入れ替えのように、サトシのゼニガメも消防団に入団し、サトシと別れる。その後ジョウトリーグの予選でキングラーが負傷した時に現れピンチの状況を切り開いた。アドバンスジェネレーションではバトルピラミッド攻略の際、サトシに呼び寄せられそこで同じくサトシに呼ばれてきたフシギダネやリザードンと再会し、全員で山篭りをした。ジンダイとの戦闘ではテッカニンの素早さに翻弄されつつも「ロケットずつき」で何とかテッカニンを撃破するが、次のソルロック相手には技をことごとく破られ、ソルロックの「ソーラービーム」を食らって倒されてしまった。
またハルカもゼニガメをつれている。このゼニガメは最初は臆病だったが次第に解消され、コンテストで活躍するようになる。ハルカがトウカシティにつれて帰ったと思われるがジョウト地方のコンテストに連れていったのかかは不明である。
ちなみに、サトシは最初のポケモンにゼニガメを選ぶつもりだったようだが一足先にシゲルがゼニガメを選んで旅立っている。
[編集] ポケモンカードでのゼニガメ
[編集] 映画でのゼニガメ
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』で「アイツー」と仲良しのポケモン。体の表面には変わった模様がある。 完全版では消滅してしまうが、ミュウツーの手により復活し、カメックスと成長する。 サトシのゼニガメとコピーゼニガメが戦うシーンもあるが、コピーゼニガメの「のしかかり」で苦戦する。
短編映画『ピカチュウのなつやすみ』では、ブルーとの「背伸び対決」で負け、マリルとの「水泳対決」でもトサキントの邪魔により負けてしまう。