バルログ
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バルログ（Balrog）は以下の作品に登場するキャラクターである。
- J・R・R・トールキンのファンタジー小説『指輪物語』に登場する怪物。本記事ではこれについて述べる。
- カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの登場人物。
- 日本国内におけるバルログはバルログ (ストリートファイター)にて述べる。
- 日本以外におけるバルログはマイク・バイソンを参照。
バルログ（Balrog）は『指輪物語』に登場する怪物。シンダール語で「力の悪魔」を意味し、クウェンヤではヴァララウコ（Valarauko）と呼ばれる。敵味方を問わず辺りの者を恐怖に陥れる邪悪な存在である。その巨身は炎と影からできており、手には何本もの燃え立つひもを束ねた鞭を持っている。また闇や影に身を隠すこともできる。 ただし怒りに燃える上級エルフには敵わないらしく、作中では何度も撤退したり倒されたりしている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
『指輪物語』の『旅の仲間』では、モリアの坑道でガンダルフと死闘を繰り広げ、倒された。
もともとバルログは、サウロンやガンダルフと同じマイアールであったが、中つ国にエルフが到来する以前に力を誇っていたモルゴスが彼らを誘惑し邪悪な存在に堕落させてしまった。第一紀では、モルゴスの軍勢の中で最も恐れられていた。ウトゥムノにあるモルゴスの要塞がヴァラールによって破壊された時、バルログも多く倒されたが、逃れた者はアングバンドの坑に身を潜めるか、青の山脈を越えて中つ国に入った。
エルフが最初にバルログに遭遇したのは、第一紀のダゴール＝ヌイン＝ギリアス（星々の下の戦い）においてであった。ノルドールがモルゴスのオーク軍に大勝利した後、フェアノールはアングバンドに突進したが、そこに立ふさがったバルログの長ゴスモグにより致命傷を負った。バルログはフェアノールの息子たちが撃退したが、フェアノールは程なくして死亡し、彼の魂はマンドスの殿堂へと向かった。 ゴンドリンの没落の際に大挙してゴンドリンを襲撃し、彼の地を壊滅せしめたが、その時にゴンドリン十二家の公子たちに多くが倒されたようだ。バルログの長ゴスモグは泉のエクセリオンに一騎打ちで敗れ、 また人間であるトゥオルも五体のバルログを倒している。 第三紀には、カザド＝ドゥーム（モリア）のドワーフがミスリルの採掘中に、地下に逃れていたバルログを呼び起こしてしまい、この地から追い散らされてしまった。このバルログは「ドゥリンの禍」と呼ばれた。
怒りの戦い以来久しく姿を現しておらず、第二紀や指輪戦争においてバルログがサウロンに仕えていたかどうかは明らかにされていない。ガンダルフが戦った「ドゥリンの禍」が中つ国における最後の一体であると言われている。
[編集] 外部リンク
| 中つ国のアイヌア | |
|---|---|
| アイヌリンダレ（アイヌアの音楽） | |
| 男性格のヴァラール: | マンウェ | ウルモ | アウレ | オロメ | ナーモ（マンドス） | イルモ（ローリエン）| トゥルカス |
| 女性格のヴァラール: | ヴァルダ | ヤヴァンナ | ニエンナ | エステ | ヴァイレ | ヴァーナ | ネッサ |
| 暗黒の敵: | モルゴス（メルコール） |
| マイアール: | エオンウェ | イルマレ | オッセ | ウイネン | サルマール | サウロン | メリアン | アリエン | ティリオン | ゴスモグ クルモ（サルマン） | オローリン（ガンダルフ） | アイウェンディル（ラダガスト） | アラタールとパルランド | ドゥリンの禍 |
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この「バルログ」はJ・R・R・トールキンの中つ国に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
