ナムコ・ワンダーエッグ
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ナムコ・ワンダーエッグ(NAMCO WonderEggs)は、ナムコの遊戯施設。
1992年2月29日に東京・二子玉川(東京都世田谷区玉川1-15)のタイムスパーク(二子玉川園跡地)に50ヶ月間の期間限定で開園し、その後敷地を拡張したり数度の期間延長と名称変更を経た後、2000年12月31日に閉園した。 期間限定であった理由は、もともとこのエリアの再開発の予定があったためだが、不景気のため再開発の着手が遅れていたので、ある程度の延命ができた。
ドラマ「GTO」の撮影や、タレントの西村知美が結婚式を挙げたことで有名。
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[編集] バックストーリー
[編集] イメージキャラクター
- 女神エルズ(ELDS) - Elegant Life Design Stageの頭文字
- 従神ピラリス - フランスの思想家ロジェ・カイヨワが「遊びと人間」で提唱した4分類より
- アゴン(agon) - 競争
- アレア(alea) - 偶然
- ミミクリ(mimicry) - 模擬
- イリンクス(ilynx) - 目眩
- 魔王ゴドー
[編集] アトラクション
[編集] 竜の城
- ドルアーガの塔 - オリジナル版の設定を使ったシューティングライド。ギャラクシアン³と共に、1990年の国際花と緑の博覧会から移設されたもの。赤外線による移動体通信技術を使用。
- マジカルイリュージョン - ミラーハウス。
- ミラーナの心理迷宮 - 1993年12月に改装。途中の質問に答えることで心理分析を行う。
- ワンダーアドベンチャー -
- ホテルゴースト - お化け屋敷。
- ホテル・ザ・ヘル - 1995年7月に改装。3D録音された「音」の要素が加わったお化け屋敷。途中の行動で結末が分岐する。
- ホテル殺人館 - 1997年7月に改装。行動によるストーリー分岐は推理の要素が強くなった。
- メビウスクリーク - 園内を周遊する小舟。
[編集] 時の工場
- ギャラクシアン³ - ドルアーガの塔と人気を二分していた、パークを代表するアトラクション。トム・クルーズが購入を検討したという逸話がある。
- サイバーステーション - ゲームセンター。
- バーチャルビークル - 1993年2月に設置。CCDカメラで撮影されるミニチュアのジオラマを使ったシューティングライド。
- ゾンビの棺桶 - 1997年7月に改装。発汗センサーによって「恐怖度」が判定される。
- シムロード - ユーノス・ロードスターの実車に乗って操作するドライブゲーム。
- ナビウエイ - 1993年12月にソフト変更。内容はリッジレーサーフルスケールに準ずる。助手席に乗る人に料金はかからない。
- ファントマーズ - ハーフミラー合成を使ったシューティングゲーム。
- バーチャルビークル - 1993年2月に設置。CCDカメラで撮影されるミニチュアのジオラマを使ったシューティングライド。
[編集] ラペロの市場
- カーニバルアーケード - 縁日の屋台のような、ルールの簡単なゲームに成功するとぬいぐるみ等が獲得できる。
- フューチャーコロシアム - ダッジェムカーに乗って鬼ごっこで得点を競う。「鬼」の移動は、クルマ同士を衝突させることで行う。赤外線による移動体通信技術を使用。
- 占い魔女の館 - 1992年7月に設置。質問に答えることで、6週間後、6ヶ月後、6年後の未来を占う。非接触式ICタグによるプレイヤー識別を使用。
- ウェディングジャッジ- 1997年2月に改装。二人で生年月日などを登録し、「貯金はたくさんある」などといった質問にYes/Noで答えて、二人の結婚に関する適性を診断する。意外と難易度が高かったという。
[編集] エルズ広場
- ラペロプター - 広場の上層を周遊する乗り物。ビデオカメラの画像をボラロイド出力した記念写真を貰える。超音波センサーによる衝突防止装置を装備。
- ピラリスのカルーセル - メリーゴーラウンド。(時計回り)
- ピラリスおみくじ - おみくじ。
- ザ・スタアオーディション - 1996年7月に設置。芸能プロダクションのアミューズとホリプロ、ラジオ局のニッポン放送の共同プロジェクトで、タレントとしてデビューするための適性を審査し、合格者は2次審査以降に進む事ができた。閉園までに最終選考が3回実施され、妻夫木聡が第1回、市川由衣が第3回のグランプリを受賞してデビューを果たしたが、これらはゲームセンターに設置された同名のゲーム機からのエントリーである。非接触式ICタグによるプレイヤー識別を使用。
- ワンダーラリー - 1998年6月に設置。スタンプラリーだが、アトラクション毎に定められた条件を達成する事で称号や特典が変化する。
[編集] たまご帝国
1994年7月に敷地を拡張した部分。
- ファイターキャンプ - 油圧で揺動するカプセル状の乗り物による、XDV-7・ヴァンパイアという架空の戦闘機による戦闘型フライトシミュレータ。シミュレータ部分はSGI Onyx RealityEngine2 systemで生成されていた。二人一組で1機に搭乗し、片方は主に操縦、もう片方は射撃を担当する。同時に6機、12人まで同時プレイ可能。登場当初はブリーフィングと動かないコックピットによるトレーニングに約20分、後に実戦と結果発表が約20分で40分の長丁場となるアトラクションだったが、後にトレーニングと実戦は「パイロットアカデミー」、「スクランブルミッション」とそれぞれ別アトラクション扱いになり、経験者は実戦からスタートできるようになった。6機の乗組員はそれぞれAからFまでを頭文字にしたコードネームを付与される(たとえばAはAngel、DはDiverなど)。実戦の際、司令官(スタッフ)は、このコードネームでインカムを通して「Angel、左のほうから敵機がきます」などと指示を受けられる。この音声はプレイヤーの発声も含めて全員に一斉送信される。ゲームは一定時間で終了し、ギャラクシアン³のように、これを倒せば終了、のような明確な目標はない。
- ドリフトキング - バッテリーカートによるレース。音声で指示を出すと加速するというフィーチャーがある。
- キューザーアリーナ - 光線銃を使用した対人シューティング。最大40人まで参加できる。
- ザ・マミー - 1999年6月改装。お化け屋敷に推理の要素が加わったもの。映画「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」とのタイアップ。
- ミラクルツアーズ - 大画面の映像に合わせて座席部分が揺動するシミュレーションシアター。
- ファンハウスエキスプレス - 1999年4月にソフト変更に伴い名称変更。
- サーカスプラザ - 人力による、一風変わった乗り物。開業当初はトランポリンシングとスペースボール、後にジクレトロン。
- サイバーステーション2 - ゲームセンター。
- コントラプション! -
[編集] その他の施設
[編集] WE2(WE3)ステーション
1996年7月にエルズ広場に設置されたサテライトスタジオ施設。斉藤洋美、平井堅、大槻ケンヂ、日高のり子、國府田マリ子、宮村優子など、放送局・ネットワーク系列に関係なく、様々なラジオ番組の公開収録や公開生放送が行われた。また、1998年8月に開局した世田谷区のコミュニティFM放送局・エフエム世田谷が平日の夕方に生番組「たまリバ」を放送していた(〜2000年12月の閉園まで)。この他、園内向けのDJイベントやクイズ大会もこの場所で行われていた。収録日には番組内で発表する合言葉を、入園時に係員に言えば、入園料金が無料になった。なお、スタジオの運営は、「ラジオはアメリカン」等、ナムコ提供のラジオ番組の制作を行っていた、株式会社PRPが担当していた。
[編集] 外部リンク
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