ドラえもんの道具 (きや-きん)
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ドラえもんの道具 (きや-きん)では、藤子・F・不二雄の漫画及びアニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターであるドラえもんが、腹部の4次元ポケットから出す道具(ひみつ道具)のうち、読みが「きや」で始まるものから「きん」で始まるものまでを列挙する。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 逆重力ベルト
逆重力ベルト(ぎゃくじゅうりょく -)は、『逆重力ベルト』(「小学六年生」1986年2月号掲載)に登場する。
このベルトを胴に巻き、バックル部分の矢印の向きを変えると、自分にかかる重力をその方向へ変えることができる。上手に利用すれば、空中に飛び上がったり、自由自在に空を飛んだり、高いところから飛び降りても反重力の要領で安全に着地したりできる。
重力を上方向へかけ続けると、終いには大気圏を突き抜けて宇宙空間へ飛び出してしまいそうなものだが、そうならないよう安全装置が組み込まれており、高度千m以上へは上昇しないような仕組みになっている。
[編集] 逆世界入りこみオイル
逆世界入りこみオイルは、映画作品『のび太と鉄人兵団』に登場する。
「入りこみ鏡」に類似した道具で、このオイルを鏡、もしくは鏡面同様の水面などに垂らすと、入りこみ鏡と同様に鏡面世界への出入り口として使用できる。(鏡面世界の詳細は「入りこみ鏡」の項目を参照のこと)
鏡面世界の中でこのオイルを鏡面に垂らしても、鏡面世界と現実世界との間の出入口を形成できる。また、このオイルで形成される鏡面世界は「入りこみ鏡」による世界と同一であり、オイルによる鏡面世界から「入りこみ鏡」を通じて現実世界へ出ることもできる。
劇中ではお座敷つりぼり、静香の家の風呂、湖の水面などに使用された。
但しこの道具で形成した鏡面世界の出入口を、本来の大きさよりも広げようとすると、空間の接点が歪んでねじ切れるのに伴う震動・爆発現象「次元震」が発生してしまい、凄まじい衝撃と共に出入口は消滅してしまう。
[編集] 逆転カガミ
逆転カガミ(ぎゃくてん - )は、『あべこべの星』(てんとう虫コミックス17巻『あべこべ惑星』の大山版アニメ)に登場する。
鏡面世界で現在地を確認するために使用した。どこから見ても普通の手鏡。
原作『あべこべ惑星』には登場しない。
[編集] 逆時計
逆時計(ぎゃくどけい)は、『人間製造機』(てんとう虫コミックス8巻に収録)に登場する。
一見普通の懐中時計のようだが、作動させると針が反時計回りに回転し、それと同時に時間がビデオのように巻き戻されていく。自分の周囲にとどまらず広範囲に影響を及ぼし、しかも時間を戻す前の皆の記憶が残る様なのでよほどの事がなければ使えない。
大山版アニメ『逆もどし』(藤子・F・不二雄の作品の1つ「ポコニャン」の『逆もどし』が原作)ではカートリッジ型の「逆時計」が登場した。これを8ミリビデオカメラに組み込むと「実物時間逆転機」となる。「実物時間逆転機」は「逆時計」と同様の効果を持つ道具で、カメラを向けた先でおこった事象を逆回転させる。カメラを向けた先のみに効果が出るため、「逆時計」のように周囲に影響を及ぼすことはない。
[編集] 脚本カセット
※ オート・アクションプロンプターを参照。
[編集] キャラクター商品注文機
キャラクター商品注文機(- しょうひんちゅうもんき)は、『キャラクター商品注文機』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。
キャラクター商品を作り出す機械。機械のレンズに漫画やアニメ、さらには実際の人物などを写し、機械にある「鉛筆」「ノート」「Tシャツ」などのボタンを押すと、それに応じた商品が出てくる。商品は玩具、衣類、文房具など多数。TVの新番組でまだ商品が実在しないキャラクターでも商品を作ることができる。もっとも無料で商品を作れるわけではなく、「注文機」というだけあって後で代金を支払わなければならない。
[編集] キャンピングカプセル
キャンピングカプセルは、映画作品『のび太の恐竜』などに登場。
キャンプなどの際に携行する簡易宿泊施設。手のひらサイズの球体に、土に突き刺す杭が付いている。杭を地面に突き刺すと、杭部分が3m伸びて球体が宙へ持ち上げられる形になり、さらに球体部分が巨大化して宿泊部屋となる。
内部は1~2人が十分宿泊できる広さで、冷暖房、ベッド、トイレ、シャワーを備えている。出入りは球体部分から出る簡易エレベーターで行う。
映画『のび太の恐竜』で初登場し、その後の作品でも取り扱いの手軽さからか、宿泊のためにしばしば利用されている。バリエーションとして、同じく映画作品『のび太のパラレル西遊記』で登場した大人数用の「デラックス・キャンピングカプセル」、『のび太と翼の勇者たち』で使用された「巣箱型キャンピングカプセル」がある。
[編集] キャンピングハット
キャンピングハットは、映画『のび太の大魔境』に登場。
帽子型の宿泊設備。普段は帽子として使用でき、中に入る際には中央のボタンを押して巨大化させる。出入り口は猛獣を防ぐ為に頭頂部についており、内部にはベッドとトイレのついた個室が5つある。ただし炊事設備や入浴設備は備わっていない。
ドラえもんは探検ムードを出す為に被っていると言ったが、結果的にはジャングルで野宿する際に役立っていた。
なお、この道具の名称は原作中には出てこない。映画劇中で「キャンピングハット」と呼ばれていた他、「ドラえもんひみつ道具完全大事典」おいてこの名が使用される。コロコロコミックの映画特集記事では「探検ぼうし」とされていた。
[編集] キャンプ・セット
キャンプ・セットは、『キャンプ』(カラー作品集5巻に収録)に登場する。
以下の6つから構成される。
- テントハンカチ
- すいじ道具
- 夜ランプ
- このランプを付けると周りが暗くなるので、昼間でも夜の気分が味わえる。単に暗くなるだけではなく、上空には星も見えるようになる。
- 昼ランプ
- 夜ランプとは逆に、夜間にこれを付けると周囲が昼のようになる。
- 安全花火
- 水に濡らすと光を出すので、花火遊びをしても火の危険がない。
- 安全たき火
- 外観は普通の焚き火だが、冷たくて涼しい。安全にキャンプファイヤーができる。
[編集] 吸音機
吸音機(きゅうおんき)は、『騒音公害をカンヅメにしちゃえ』(てんとう虫コミックス15巻に収録)に登場する。
蓄音機のような形をした道具で、音を吸収する缶がついている。スイッチを入れると周囲の音が完璧に吸い込まれ無音状態になる。ただし缶を機械から外すと吸い込んだ音が一斉に発生する。また、缶の中身を飲んだ場合は飲んだ人物から発生する。
[編集] 九かんマイク
九かんマイク(きゅう -)は、『九かんマイク』(「小学一年生」1981年4月号掲載)に登場する。
このマイクで動物に向かって喋ると、九官鳥が人の声を真似るように、マイクで喋った声を動物に喋らせることができる。声帯器官を持たない昆虫などに喋らせることもできる。
[編集] キューピッドの翼
キューピッドの翼(- つばさ)は、アニメオリジナル作品『キューピッドの翼』に登場する。
背中につけて使う翼の形をした道具。この翼が放つ光を浴びると、仲違いをしている2人は仲良く愛し合うようになる。但し本当に愛し合っている者同士でないと、すぐに熱が冷めてしまう。真に愛し合っている者同士を結びつけることに成功すると、翼は自然に背から取れる。ちなみに結びつけるのは同性同士でも、人と動物でも有効。
劇中では静香と出木杉、ジャイアンとスネ夫を結びつけたものの熱は冷めてしまい、最後にパパとママを結びつけることのみ成功に至った。
[編集] キューピッドの矢
キューピッドの矢(キューピッドのや)は、『ああ、好き、好き、好き!』(てんとう虫コミックス3巻に収録)などに登場する。
弓と矢からなる道具。これを相手に向かって射ると、相手が射た人を好きになってくれる。矢が刺さっても痛さは感じない。射る相手は別に人間だけでなく動物、ロボット(ドラえもん)等でも良い。また、特に弓を使わず手で直接相手に矢を突き刺しても良い。矢が抜けると効果は無くなる。
後にも多数登場する「恋愛感情を植えつける道具」の常として、同性愛も引き起こす事ができる。ただ、他の道具ではほぼ必ずジャイアンがその標的に(手違いによって)なるのに対し、なぜかこの弓矢の場合はドラえもんが標的になる。
[編集] 救命イカダ
海上での遭難などの非常時などに使用するイカダ。イカとイカダの洒落で、イカの形をしている。普段は20cm程度の大きさだが、水面に浮かべるとみるみる膨らみ、大型イカダとなる。
イカの耳に当たる部分は宿泊用テントになっている。映画の公式Webサイトの解説では、長期間の漂流でも使用できるとあり、相応の宿泊設備が備えられているものと思われる。
[編集] 驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ・虫退治機
驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ・虫退治機(きょうおんぱはっしんしきねずみ・ごきぶり・なんきんむし・いえだに・しろあり・むしたいじき)は、『驚音波発振機』(てんとう虫コミックス17巻に収録)に登場する。
ドラえもんの道具の中では最も名称の長い道具。あまりに長いので「驚音波発振機」と省略して呼ぶこともある。
驚音波を用いて住宅にいるネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリを駆除する道具。この道具を使うためには驚音波を収めたテープが必要。作品中ではドラえもんがテープをなくしてしまい、ジャイアンの歌に含まれる驚音波の中の強力な部分を取り出して使った。
初出時には「狂音波発振式 - 」であったが、サウンドカメラ(旧名サウンドバカチョン)等と同様に、「驚音波発振式 - 」という名称に変更されている。
[編集] 驚時機
驚時機(きょうじき)は、『マッド・ウオッチ』(てんとう虫コミックス8巻に収録)などに登場する。
ストップウオッチの形をした道具。この道具を使うとある一定の範囲だけ時間を遅く進めたり、早く進めたり、止める事が出来る。スイッチをSの方に合わせると遅くなり、Cの方に合わせると早くなる(Sは「Slow」の意味だが、Cで始まる「速い」という意味の英単語が無いため、「Quick」のQの間違いではないか、と推測される)。初出時には「狂時機」(マッドウオッチ)であったが、サウンドカメラ(旧名サウンドバカチョン)等と同様に、「驚時機」という名称に変更されている。
[編集] 兄弟シール
兄弟シール(きょうだい - )は、『兄弟シール』(てんとう虫コミックス28巻に収録)に登場する。
丸いシール・ワッペンの形をした道具。兄・弟・妹の3種類のシールが作品中に登場した。このシールは通常2人以上で使われる。本来兄弟関係のない人たちに兄弟関係を強制的に作り出すことが出来る。
[編集] きよう手袋
きよう手袋(- てぶくろ)は、『手作りおもちゃ』(「小学三年生」1990年11月号掲載)に登場する。
この手袋をはめると、手先がとても器用になる。のび太のように不器用な者でも上手に工作を作り上げることができる。
[編集] 恐怖症スタンプ
恐怖症スタンプ(きょうふしょう - )は、『○□恐怖症』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。
スタンプに『○』や『□』、『△』等特定の図形を描き相手にスタンプすると、その相手はスタンプされた図形が怖く感じるようになる。
[編集] 恐怖箱
恐怖箱(きょうふばこ)は、『○□恐怖症』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。
ドクロマークの箱の中に、ヘビ、サソリ、おばけ、悪魔、剣(相手の目の前に落ちて地面に突き刺さる)、ダイナマイトの束など、恐いものの模型が色々と詰まっている。
[編集] 強力岩とかし
強力岩とかし(きょうりょくいわ - )は、『無人島の作り方』(てんとう虫コミックス第9巻に収録)などに登場する。
文字通り岩を溶かす道具。数mほどの大きさの巨大な注射器状の道具で、地面に針を刺して突き立て、特殊な薬剤を注入して岩盤を溶かす仕組みになっている。これによって火山を噴火させたり湧き水を出したりする。
『無人島の作り方』の初出時は、誤植で「強力岩トカン(きょうりょくがんトカン)」となっていた。
[編集] 強力うちわ「風神」
強力うちわ「風神」(きょうりょく - ふうじん)は、『風神さわぎ』(てんとう虫コミックス13巻に収録)などに登場する。
見た目は普通の団扇であるが、あおいだ際に発生する風力は通常の団扇を遥かに凌ぐ。ドラえもんから「風神」を借りたのび太が、通常の団扇と同じようにバサバサとあおいだところ、部屋の外まで勢い良く飛ばされたほどである。
「風神」を両手に1本ずつ持って羽ばたけば、空をとぶこともできる。
[編集] 強力ウルトラスーパーデラックス錠
強力ウルトラスーパーデラックス錠(きょうりょく - じょう)は、『強力ウルトラスーパーデラックス錠』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」5巻に収録)に登場する。
誰でも「ウルトラスーパーデラックスマン」なる超人になることのできる錠剤。一錠飲めば飛行能力や、自動車をも持ち上げる怪力が備わる。ドラえもんの語るところでは、ビルや東京タワーをも倒壊させることもできるらしい。
ドラえもんがポケットから出したものではなく、未来デパートの新製品。のび太が最初に使用したものは試供品のため、3分間で効力が消滅してしまう。
[編集] 強力スーパーパワーゲン
強力スーパーパワーゲン(きょうりょく -)は、『スーパーパワーゲン』(「小学二年生」1973年11月号掲載)に登場する。
仁丹のような薬で、飲むと30分後に怪力を発揮できる。力の強さの度合いは飲んだ数×2倍(1粒で2倍、2粒で4倍……)。あまりに飲み過ぎると、腕力などが強化されるばかりか、くしゃみだけで人を吹き飛ばすほどになる。
効果を取り消すには、専用の取り消しの薬(名称不明)を飲む必要がある。
[編集] 強力においついせき鼻
強力においついせき鼻(きょうりょく - はな)は、『ウラシマキャンデー』(てんとう虫コミックス9巻に収録)に登場する。
ドラミの道具。犬の鼻のような形をしており、これを自分の鼻につけると、犬のように鋭い嗅覚で匂いを辿って人の行き先を追跡することができる。
[編集] 強力ハイポンプガス
強力ハイポンプガスは、『強力ハイポンプガス』(てんとう虫コミックス45巻に収録)に登場する。
中にガスが入っており、このガスを吸うと肺が強くなりふつうの千倍まで空気を吸い込んでおける。プールの練習などで使用すると何時間でも水に入っていることができるので落ち着いて練習をすることができる。
ただし、肺活量が千倍になるので話すときなどは抑えてしゃべらないと息が強すぎて聞いている人が吹き飛ばされてしまう(のび太の父を部屋から外まで吹き飛ばすほど強い)。
[編集] きりかえ式タイムスコープ
きりかえ式タイムスコープ(- しき -)は、『きりかえ式タイムスコープ』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。
望遠鏡のような形をした道具で、時間を指定することでその時間の出来事を見ることができ、さらにその光景が何らかの分岐点に差し掛かったとき、「ここで○○したらどうなるか」という結果を見ることができる。過去の事を「あのとき○○していたらどうなるか」と確かめたり、または未来の事で「これから○○したらどうなるか」と前もって確認することもできる。
[編集] きりがみクレヨン
きりがみクレヨンは、『きりがみクレヨン』(『小学一年生』準備号・1978春の号掲載)に登場する。
このクレヨンで絵を描くと、描いた物がはさみで切り抜いたようにひとりでに紙から抜け落ちる。しかも動物や乗り物の絵なら本物のように動き、太陽の絵なら雨の日でも太陽のある一角だけは晴れる。
[編集] 切りとりナイフとフォーク
切りとりナイフとフォーク(き -)は、『海をひと切れ切りとって』(てんとう虫コミックス44巻に収録)に登場する。
「切りとりナイフ」を使って、ケーキか何かを切るように地面や空間を切り取り、フォークで突き刺して別の場所へ持ち運ぶことができる。エピソードのタイトルにもあるように、海を数mほど切りとって野比家の庭に置いて海水浴を楽しんだり、地球の裏側の夜の景色を数mほど昼間の日本に持ってきて、一箇所だけ暗闇にして、更衣室にも応用できる。
[編集] きりぬく本
※ かみの工作きりぬく本を参照。
[編集] キンシひょうしき
キンシひょうしきは、『キンシひょうしき』(てんとう虫コミックス27巻に収録)に登場する。
道路標識を模した10cmほどの道具で、これに物事を書いて床や地面に差すと、その周りではその物事を決して行なえなくなる。専用のペンチでなければ抜き取ることはできない。
[編集] 金属探知チョーク
金属探知チョーク(きんぞくたんち -)は、映画作品『のび太と鉄人兵団』に登場する。
このチョークで地面に引いた線を金属が横切ると、「ビビビビビ」とけたたましい音が鳴り響く。劇中では鉄人兵団のロボットの接近を探知するために使用された。
[編集] キンチョードリ
キンチョードリは、映画作品『2112年 ドラえもん誕生』に登場する。
鳥の形をした道具で、人やロボットの緊張を解きほぐすことができる。
[編集] きんとフード
きんとフードは、『きんとフード』(カラーコミックス6巻、藤子不二雄ランド29巻、カラー作品集4巻に収録)に登場する。
このエピソードでは『西遊記』に登場する「きんとうん」が生物として実在するとされており、それを飼い鳴らす為に食べさせるペットフードがこの道具である。缶詰にはいっており、高い山などにこれを器に盛って置いておくと、やがてきんとうんが寄って来て食べ始めるので、それを捕えて飼いならす。「西遊記」のように上に乗ることができるものの、乗りこなすには練習を必要とする。またこれで捕えられる「きんとうん」は子供であり、親雲が取り返しに来て暴れる危険がある。
[編集] 筋肉コントローラーと受信機発射ガン
筋肉コントローラーと受信機発射ガン(きんにく - じゅしんきはっしゃ -)は、『筋肉コントローラー』(てんとう虫コミックス「ドラえもんプラス」3巻に収録)に登場する。
他人の筋肉を意のままに操る道具。銃型の道具「受信機発射ガン」によって、目に見えないほど小さい受信機を相手の体にうち込み、ヘッドバンド状の「筋肉コントローラー」を自分が頭にかぶると、コントローラーから発せられた指令が相手の神経を刺激することによって、自分が体を動かした通りに相手も全く同じ動きをする。手足の動きはもちろんのこと、自分の喋った言葉を相手に喋らせることもできる。コントローラー側のスイッチを切ると、効果は取り消される。