デ・ロイテル級巡洋艦 (2代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性能諸元 | |
---|---|
排水量: | 11930 トン (満載) 8350 トン (原計画・基準) |
全長: | 185.70 m |
幅: | 17.25 m |
吃水: | 5 m |
機関: | パーソンズギヤードタービン, 4 ヤーロー缶, 2 軸, 82500 馬力 |
速力: | 32 ノット |
乗員: | 973 |
兵装: | 連装 152 mm 両用砲 4 基 連装 57 mm 高角砲 4 基 ボフォース 40 mm 機銃 8 門 |
原計画兵装: | 三連装 152 mm 砲 2 基 連装 152 mm 砲 2 基 40 mm 機銃 14 門 533 mm 3連装魚雷発射巻 2 基 |
デ・ロイテル(De Ruyter)級巡洋艦はオランダ海軍の軽巡洋艦の1クラスである。元々はデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン(De Zeven Provinciën)級であったが建造中に先代のデ・ロイテルが戦没したためその名を受け継ぎ、プロヴィンシェンの名前は2番艦に廻された。また海防戦艦のデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェンが近い時代にまで在籍していたため当初2番艦の名前に予定されていた艦名にちなみエンドラハト(Eendracht)級と呼ばれることもある。
1938年、スマトラ級巡洋艦の代替として計画され、1939年に起工された。しかし1940年 にドイツの侵攻を受けた。プロヴィンシェン(後のデ・ロイテル)の方はドイツ海軍が練習艦として使うために工事が続けられた。そのペースはゆっくりとしたものであったが1944年には進水した。
戦後の混乱が終わると、第二次世界大戦の戦訓を取り入れ大幅に設計を変更して工事を再開し、両艦ともに1953年就役した。
デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェンは1962年、テリア対空ミサイルを搭載するミサイル巡洋艦に改装された。
デ・ロイテルは1973年、デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェンは1976年年に相次いでペルーに売却され、それぞれ同国海軍のアルミランテ・グラウ、アギレとなった。両艦はペルー海軍時代にも艦名の入れ替えを行ったようである。
この「デ・ロイテル級巡洋艦 (2代)」は、軍艦に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |