ティム・ケーヒル
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ティム・ケーヒル(Tim Cahill、本名:Timothy Joel Cahill、1979年12月6日 - )は、オーストラリア・シドニー出身で2006年ドイツW杯・同国代表、FAプレミアリーグ・エヴァートン所属のサッカー選手。ポジションはMF。
ケイヒルまたはカーヒルと表記する場合もあるが基本はケーヒル。身長180cm、体重69kg。
母はサモア人で、FIFA主催のユース大会に西サモア代表として出場した事もある。
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[編集] プレイスタイル
豊富な運動量、鋭いタックル、ゴール前でのポジショニングのよさが持ち味である。ゴール前に飛び込んでヘディングまたは両足でゴールを決めることを得意とし、2006年ドイツW杯 オセアニア予選ではMFながらも得点王となった。
[編集] ワールドカップ出場
2006年開催のドイツワールドカップのグループステージでは、グループFの日本戦後半(53分)から途中出場し、69分にヴィドゥカのフリーキックを日本のGK川口能活がはじき、そのこぼれ球をフォローした駒野友一に対して背後からのスライディング・タックルでイエローカードを出されるが、84分には同点ゴールを決めた。
その直後の85分、自陣ペナルティエリア内で再び駒野の足元に強烈なスライディング・タックルを繰り出したが試合は続行され、89分に勝ち越しゴールを決めた。(この85分の行為は、後にFIFAがレフェリーの誤審を認めPKとするべきであったと正式にコメント)
ケーヒルはこの2得点が評価されて、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。