チョコボコレクション
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『チョコボコレクション』(Chocobo Collection)は、1999年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売した『チョコボスタリオン』、『チョコボレーシング ~幻界へのロード~』、『ダイスDEチョコボ』の3タイトルのテレビゲームを収録したパッケージソフトである。
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[編集] 概要
ファイナルファンタジーシリーズに登場するチョコボの満10歳記念として発売され、育成シミュレーションゲーム、レースゲーム、ボードゲームの3ジャンルのソフトが同梱されている。
既に発売されていた『チョコボレーシング』以外は新作であった。しかし『チョコボスタリオン』はそれだけが別に発売されたので、『チョコボコレクション』を買うことでしか遊べないタイトルは『ダイスDEチョコボ』だけになる。なお、『チョコボコレクション』と『チョコボスタリオン』は同時に発売された。
[編集] チョコボレーシング ~幻界へのロード~
『チョコボレーシング ~幻界へのロード~』の項目を参照。
[編集] チョコボスタリオン
『チョコボスタリオン』の項目を参照。
[編集] ダイスDEチョコボ
『チョコボコレクション』のオリジナル作品。『ダイスDEチョコボ』だけでは販売されいない。
ファイナルファンタジーシリーズでお馴染みのチョコボが主人公となり、デフォルメされたファイナルファンタジーシリーズに登場するモンスターたちを相手に、ボードゲームで戦ってゆく。
2002年12月13日に、ゲームボーイアドバンス用ゲームソフト『チョコボランド』としてリメイクされた。『ダイスDEチョコボ』はワンダースワンカラーでもリリースされる予定だったが、実現しなかった。
[編集] ルール
サイコロを振り出た目の数だけ進み、進んだ先の土地が空いている場合その土地を買うことが出来る。その際に土地の価格の他に「友達魔石」という店番のようなものを召喚する必要がある。既に誰かが手に入れた土地に止まった場合は金銭をとられ、自身の土地に止まった場合は増資か友達魔石の重ね掛けが出来る。またマップ上の4色の「チェッククリスタル」を通過(1つでも)してスタート地点に戻るとボーナスが貰える。ダイスを振る前に「攻撃魔石」を使用することが出来、土地にいる友達魔石と共に様々な効果をプレイヤー達に与える。
勝負は周回を重ねながらマップ毎に設定された目標金額に誰が一番早く到達するかを競い、各マップにいる1~3人のライバルに勝つと次のマップへ進めると共に、新たな種類の魔石が使えるようになる。また一度クリアしたマップでも、2位に2倍以上の差をつけて再度勝利すると、ライバルだったキャラクターが友達魔石として使えるようになる。3度目に2倍以上の差をつけて勝利すると、攻撃魔石だったキャラクターが友達魔石として使えるようになる。