タマリンド
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タマリンド Tamarindus indica | ||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||
Tamarindus indica L. | ||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||
タマリンド | ||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||
Tamarind |
タマリンド(チョウセンモダマ、英:tamarind、学名:Tamarindus indica L.)は、マメ科タマリンド属の常緑の高木で、果実が食用になる。
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[編集] 形態、分布
アフリカの熱帯が原産で、インド、東南アジア、アメリカ大陸など熱帯各地で栽培される。
樹高は20m以上になる常緑高木で、葉は長さ15-20cmの羽状複葉、小葉は10-20片で長楕円形。 花は総状花序をなし、5弁で径3cm。黄色に橙色または赤色のすじが入る。
果実は長さ7-15cm、幅2cmほどのやや湾曲した肉厚な円筒形のさやで、黄褐色の最外皮は薄くもろい。 1個ないし10個の黒褐色で扁平な卵円形の種子との間隙はペースト状の黒褐色の果肉で満たされる。 この果肉は柔らかく酸味があり、食用とされる。
半乾燥地に適応しているが、雨の多いところでも生育する。
[編集] 品種
酸味が弱く甘味が強い生食に適した品種もある。
[編集] 食用
インド料理の酸味料に、ピクルスやチャツネに加工、シロップ、清涼飲料水として飲用されるなど、利用範囲の非常に広い果実である。 その他に甘みと酸味を楽しむ生食、ドライフルーツや砂糖漬け、塩漬けに加工される。
酒石酸とクエン酸による強い酸味をもつ黒褐色の果肉が使われる。 水に浸してとんかつソースのようになったものを調味料として使う。 栽培地では果肉だけを集めて黒味噌のような姿で、日本には数百gのブロックか、浸出したエキスの形で売られるのが一般的である。
香りの主成分はフルフラール(Furfural)、2-アセチルフラン(2-Acetylfuran)など。
[編集] その他
サルの好物で、マダガスカルのキツネザルの主要な食物の1つである。