シラユキヒメ
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性別 | 牝 |
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毛色 | 白毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1996年4月4日 |
死没 | (現役繁殖牝馬) |
父 | サンデーサイレンス |
母 | ウェイブウインド |
生産 | ノーザンファーム |
生国 | 日本(北海道早来町) |
馬主 | 金子真人 |
調教師 | 後藤由之(美浦) |
競走成績 | 9戦0勝 |
獲得賞金 | 190万円 |
シラユキヒメは、北海道のノーザンファームで1996年4月4日に生まれた牝馬のサラブレッド。父はサンデーサイレンス。母はウェイブウインド(母の父 Topsider)。競走馬時代の馬主は金子真人で、馬名はグリム童話の白雪姫に由来する。
サンデーサイレンス産駒の白毛馬として話題を集めた。芦毛とは違い白毛は産まれたときから白い。白毛の馬は非常に生まれる確率が低く、何年かに1頭ほどの確率でしか産まれない。その為、白毛馬は中央競馬では出走した頭数も少なく、いまだに勝利をあげられていない。シラユキヒメの競走成績も9戦して3着に入ったのが1回あるだけであったが、馬券に絡む着順(3着以内)に入ったのは同馬のみである。
なお、地方競馬では白毛馬はハクホウクン(母がアングロアラブのためサラ系)が大井競馬場で2勝、ホワイトペガサスが2002年1月6日に浦和競馬場で勝利を挙げている。
引退後は繁殖入り。初年度はブラックホークの仔を受胎し、2003年2月20日に白毛の牡馬を出産。シロクンと命名され、母と同じ後藤由之厩舎に所属し、2006年1月5日に中央競馬でデビューするも、競争成績は5戦0勝。同年7月20日に登録を抹消される。その後ノーザンホースパークに送られ去勢、以後は乗馬になる。
2年目はクロフネの仔を受胎。再び白毛の牡馬を産んだ。「ホワイトベッセル」と命名され、栗東・安田隆行厩舎に所属)で、ただでさえ希少な白毛馬が2年も続けて産まれたことは、競馬ファンの間で少なからず話題となった。
そして3年目も、白毛の牝馬(父クロフネ)を産んだ。今をときめく父クロフネ、母父サンデーサイレンスという血統だけあって、兄のホワイトベッセルと同じく、その活躍に大いに期待が掛けられている。
シラユキヒメの血統 サンデーサイレンス系 / インブリードAlmahmoud 4×5(9.375 %) | |||
父
*サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
母
*ウェイブウインド Wave Wind 1991 鹿毛 |
Topsider 1974 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Drumtop | Round Table | ||
Zonah | |||
Storm and Sunshine 1983 黒鹿毛 |
Star de Naskra | Naskra | |
Candle Star | |||
Sea Drone | Drone | ||
Malaga F-No.2-w |
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