キャブオーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャブオーバーとは自動車のスタイルの呼称である。
居住空間(cabin)がエンジンルームの上(over)まで覆い被さっている形であることから、こう呼ばれる。平たく言えば「ボンネットの無い形状」ということになる。1BOXと呼称されることもある
ワンボックス車や一般的なトラックなどがこれに分類される。 同様のシルエットを持つものであればリアエンジン等の場合でも便宜的にキャブオーバー型に分類される。
日本では1990年代半ばあたりまではレジャー用の乗用車や軽トラックなどで一般的な形式だったが、衝突安全性への関心が高まるにつれ次第に衰退。現在ではセミキャブオーバー型やフロントエンジンが主流になりつつある。
[編集] キャブオーバーの例
- 三菱・デリカスターワゴン(絶版)
- トヨタ・ライトエース(絶版)
- トヨタ・タウンエース(絶版)
- トヨタ・ハイエース
- 日産・キャラバン
- 日産・バネット
- マツダ・ボンゴ
- スバル・サンバー