ガウデアムス国際音楽週間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
ガウデアムス国際音楽週間(英語:International Gaudeamus Music Week)は、オランダのアムステルダムで開催される現代音楽のための音楽祭。毎年9月上旬に行われる。
主催のガウデアムス財団は国際現代音楽協会(ISCM)のオランダ支部も務めており、かつてはISCMの総本部も担当していた。
音楽祭はコンクールを内包するが、それだけでなく作曲家や地域に焦点を当てた特集演奏会や、招待演奏家・演奏団体による個性的なプログラムが展開される。
2004年度より新しくアムステルダムに建設されたムジークヘボウ(Musiekgebouw、音楽ホールの意味)に拠点を移した。このほかヤクルトザール、アイスブレーカー、フェリックス・メリティスといった周辺の音楽ホールやライブハウス、アムステルダム音楽院、あるいは教会なども演奏会場として使われる。
[編集] コンクール
音楽週間はまた、世界で最も競争率の高い作曲コンクールとしても有名で、当初は35歳以下の作曲家を対象に第3位までを入賞とするシステムであったが、30代のレヴェル選抜に苦しんだのかこのコンクール自体を打ち切ってしまう。現行制度になるのは1984年からで、原則的には世界中の応募当時30歳以下の作曲家の応募作を3人程度の審査員によって審査する。助成が大きくなっているのか、二管編成で12型のオーケストラ作品も応募できるようになったのはつい最近である。審査員によってその年の傾向が年毎に変わるのも大きな特徴である。
[編集] 日本勢の成績
日本人の入選者、入賞者も数多い。日本人の大賞受賞者は、田中カレン、大村久美子など。佳作受賞者は中村滋延、鶴見幸代、藤倉大ほか。