カレイドスター
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『カレイドスター』(KALEIDO STAR)は、日本のアニメ作品シリーズ。狭義では連続テレビシリーズの第1話~第26話を指す。(シリーズ概要については後述)
目次 |
[編集] 概要
- シリーズ概要
- 『カレイドスター』/『カレイドスター 新たなる翼』
- テレビ東京系にて2003年4月3日から9月25日まで木曜の夕方(17:25 - 17:55)にて26回放映。
- 2003年10月4日から2004年3月27日まで土曜の朝(9:30 - 10:00)に放送時間を変更、その際にタイトルに副題『~新たなる翼』を付け加えて25回放映。サブタイトルの話数は木曜時代を継承。通算51話が放送された。
- 『カレイドスター 新たなる翼 -EXTRA STAGE-』
- 『カレイドスター Legend of phoenix ~レイラ・ハミルトン物語~』
- 『カレイドスター ぐっどだよ! ぐぅーっど!』
- 作品概要
『美少女戦士セーラームーン』、『おジャ魔女どれみ』などを手がけた佐藤順一監督によるオリジナル作品。日本ではあまり馴染みのないサーカス(参考にしたのはシルク・ドゥ・ソレイユ)を舞台にしている。
関東圏では木曜17時25分からの放送と、その当時のアニメ番組としてはやや変則的な時間帯の放送だった。しかも、第2話の放送(2003年4月10日放送予定)がイラク戦争におけるバグダード陥落の速報を伝える為、前番組の「TXN NEWS EYE」が急遽延長された影響で放送休止となり(テレビ東京では大変珍しい事例である)、出端を挫かれた格好になった。
その後、2日遅れで放送していたテレビ大阪がそのまま第2話を放送したため、キー局がネット局より遅い状況になってしまったが、第5話はゴールデンウィーク中(2003年5月5日9時30分)に放送され、元の放送順に戻っている。
また、当初から一年放映の予定ではあったものの、第一部終了へ向けての盛り上がりから、一部のファンからはこのまま打ち切りになるのではないかとの危惧も出ていた。
出足こそそんな不遇な作品ではあったが、王道的なスポ根(スポーツ根性もの)的展開が徐々に視聴者の心を掴み、「新たなる翼」編では放送時間が土曜の朝になったことで視聴者数も増加、続編となるOVAや、番組終了後に開始したインターネットラジオの「カレイドスター そらとレイラの すごい ○○」(通称:すごラジ)が2年間の長寿番組となるほどの人気作品になった。
タブリエ・コミュニケーションズが運営するサポーターズコミュニティーサイト「BEWE」にて、カレイドスターサポーターズクラブ 「みんな すごい カレイド馬鹿」を2006年2月10日に開設した。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
アメリカに、サーカスとミュージカル、マジックを組み合わせたようなエンターテイメントを提供する集団があった。その名を「カレイドステージ」という。
主人公の苗木野そら(なえぎの そら)は、そんなカレイドステージに憧れて単身渡米した。彼女はさまざまな試練に耐えながら、やがてカレイドステージの花形へと変身していく。
- 第一部
- そらのカレイドステージ入団~カレイドステージに訪れる存続の危機を経て、「幻の大技」実現とその特訓の際の怪我が原因でレイラが引退するまでを描く。
- 第二部「新たなる翼」編
- カレイドステージの新たな仲間でありトラブルメーカーであるレオンとメイの入団~そらの大きな挫折を経て、精神的にレイラに依存していたそらが「天使の技」を演じることを通して一人立ちするまでを描く。
[編集] 登場人物
- この作品の主人公。実は苗木野家の本当の子供ではない。幼い頃に生みの親と共に見たカレイドステージに憧れ、オーディション当日に単身日本からやってきた。「ステージに選ばれたもの」にしか見えないフールが見えたことから、「幻の大技」を演じる資格を得る。当初は新体操しか経験が無く、演技については完全な素人であった事と、オーディションに遅刻して来たにも関わらずカロスが特別扱いした為に、序盤はレイラから完全に敵視されることになってしまう。ステージを通してさまざまな試練と挫折を経験しながらも、持ち前の前向きさと身体能力、そして根性でそれらに打ち克ち、「天使の技」を通じて精神的にも演技者としても本当のカレイドスターとなる。多くの登場人物に好かれているが、特にレイラとロゼッタにとっては別格的存在で、フールが見える(見えた)者同士互いに大きな影響を与え合っている。
- ミア・ギエム(声優:西村ちなみ)
- そらと同期入団のオランダ人。もともとステージに立っていたが、「フリーダム」公演から脚本家・演出家としての才能を発揮し、「白鳥の湖」公演では「日の出」と「天使の技」の調和というドラマチックな演出を考案し、公演を大成功させた。脚本家キャシー・ティモアを師と仰ぎ、色々と相談に乗ってもらっている。
- アンナ・ハート(声優:渡辺明乃)
- そらとミアと同期入団のアメリカ人。外見も性格もボーイッシュで女性ファンに大人気。人気コメディアンである父ジャック・ハートの影響のためか、お笑いに強い興味を持っている。いつかはカレイドステージの出し物にお笑い要素を含めたいと考えており、後半はクラウンとして活動し始める。
- レイラ・ハミルトン(声優:大原さやか)
- 17歳のアメリカ人。カレイドステージのトップスターであり、もう1人の主人公。演技者としては自他共に厳しく、やや冷徹な雰囲気と言動で時にスタッフや他の演者と衝突することがあるが、それは常にプロとしてのプライドを持ってさらなる高みを目指していることの裏返しである。プライベートでは、家事が駄目でコーヒー1つまともに淹れられないなどのお茶目な面もある。後にフールが見えるようになり、そらとパートナーを組み「幻の大技」を成功させるが、その特訓の際に負った怪我が元でカレイドステージを引退することになる。引退後キャシーと出会い、舞台女優として新たな活動の場を得てそらの助言者の役回りになるが、「天使の技」を完成させるための最後の壁となるべく、1度だけカレイドステージに戻ってくる。そらにとっては常に目指す偉大な目標であり、レイラにとってもそらは新たな自分を発見するきっかけとなるほど互いに大切な存在。
- ユーリ・キリアン(声優:千葉進歩)
- 18歳のロシア人。レイラと並ぶカレイドステージのトップスター。その容貌で女性からの人気は非常に高い。レオンとは強い因縁がある。過去のある事件がきっかけでカロスを恨んでおり、物語中盤は敵役として登場。だが、己の過ちに気付いて一線を退き、自分を見つめなおすべくフランスへ留学し、練習の合間に絵を描いていた。後に、カロスと共に経営側に回ることに。
- フル・フール(声優:子安武人)
- ステージの精霊。「ステージに選ばれた者」のみ見ることができるという。今はそらにフールが見えることから、彼女の部屋に棲みついた。タロット占いができる。露骨にスケベな発言・行動をしては、そらに制裁を喰らっている。ロゼッタにも見えるようになってからは、彼女に疑われないのを良い事にそらの時以上にスケベな行動に出る為、そらの制裁もより過激で強烈になっている。
- サラ・デュポン(声優:久川綾)
- アメリカ人。カレイドステージの歌姫で、そら達が住む寮の寮長でもある。東南アジア、とくに日本に興味を持っているようで、たまに寮生を意味の分からない修行に付き合わせる。カロスとはカレイドステージ結成前から特別な関係。
- ケン・ロビンス(声優:下野紘)
- カレイドステージに立つことを夢見ていたが心臓の持病のため断念し、今はカレイドステージでスタッフとして働いている青年。雑用から演者の健康管理まで幅広くこなす。性格はいたってまじめ。そらのことが気になる様子だが、友人としては見られても男として見てもらえない。番組放送中からその存在感の薄さを製作者やキャストにネタにされていたようで、ついには番組内でもいじられキャラと化す事になる。後半ではアンナ・ハートが率いる「すごいクラウンズ」に巻き込まれ、着ぐるみ姿でステージに立つことも。
- カロス・永戸(声優:藤原啓治)
- カレイドステージのオーナー。演者やスタッフには厳しく接する。かつてはマジシャンであったが指の怪我が元で引退、指にかけてあった保険でカレイドステージを立ち上げた。あまり多くを語らず自分で気付かせる事を旨とする為に、あらぬ誤解をされる事も多い。ユーリから過去の事件で恨みを持たれており、カレイドステージ乗っ取りの事態を招いてしまう。
- ポリス(声優:石塚運昇)
- マリオン・ベニーニ(声優:折笠富美子)
- カレイドステージの大道具スタッフ、ジャンの娘。いつもステージを舞台袖で観ていた。そらと仲が良い。母親がトランポリンを演じていたが、ステージでの事故で亡くなっている。後に母の後を追って、ジョナサンと共にステージデビューする事になる。
- ジョナサン(声優:小桜エツ子)
- オットセイの子供。1匹だけで砂浜に打ち上げられていたところをそらに拾われた。のちにカレイドステージの施設内のプールで飼われることになる。普段マリオンと共にいることが多く、事実上マリオンのペット。フールの姿を見ることができるが、ステージに選ばれたかどうかは疑わしい。どうやら人語を解す事が出来るようで、マリオンとのみ意思の疎通までもできる。ジョナサンという名前は、脚本の吉田玲子が、登場の回の原稿をジョナサンで書いていたことによる。
- ロゼッタ・パッセル(声優:水橋かおり)
- ディアボロの天才的演者で、8歳から4年連続で世界チャンピオン。ディアボロ演技での機械のように精密な動きは他を寄せ付けない。その育ちの為プライドが高く、他人を拒絶するような所があったが、そらと少しずつ打ち解けていき本来の明るく社交的な性格に戻った。第一部ではゲストキャラだったが、「新たなる翼」編からは(家出騒動後に)正式にカレイドステージの一員となる。最終話でフールが見えるようになるが、彼を先生と呼び、その言うことを全く疑い無く信じる為に、そらの心労が増えることに。ファンからの人気も高く、OVAの第52話『笑わない すごい お姫様』では主役を務めた。
- メイ・ウォン(声優:中原麻衣)
- 「新たなる翼」編からの登場。元フィギュアスケート選手。レイラに憧れてカレイドステージにやってきた。そらがレイラに再起不能の怪我を負わせたと思い込んでいて、何かにつけて衝突するが、やがてよきライバルと認めるようになる。技だけに止まらず、ドアを開ける行為にさえ変な名前を付ける癖がある。レオンの無茶なアドリブで右肩を負傷し、その時の恐怖心から一時は演技者としての道を断念しかける所まで追い込まれるも、執念で片腕だけでの新技「デーモンスパイラル」を完成させ、そらやレオンたちを驚愕させる。
- レオン・オズワルド(声優:櫻井孝宏)
- 「新たなる翼」編からの登場。「フランスが生んだサーカス界の貴公子」「ステージのペガサス」の異名を持つ天才トラピスプレイヤー。ユーリとは強い因縁がある。冷酷無情な言動の持ち主で、ステージが観客のためではなく自分のためにあると豪語し、そらを始めとしたカレイドステージのメンバー達と対立する。最愛の妹であったソフィーを事故で亡くして以来、パートナーを組んだ相手を次々と再起不能に追い込むようになり、死神という仇名をもって多くの人の恨みを買っている。数々の悪評を持つ大問題児だが、ケネスとカロスはいずれそらのパートナーとなることを見込んで、あえてカレイドステージへと招いた。
- Mr.ケネス(声優:千田光男)
- カレイドステージの出資者の一人で、演技を見る眼はとても厳しい。カロスと共にそらの才能に着目しており、最高の演技を見るためにカレイドステージに色々な手回しをする。
- ケビン・ハミルトン(声優:津田英三)
- レイラの父親。当初はレイラがステージに立つことを快く思っていなかった。
- マッコリー・トンプソン(声優:島涼香)
- レイラの元側付きの使用人で、レイラの幼少時からの遊び相手でもある。そらの「白鳥の湖」の公演を見た後、レイラの後を追って自らも演技者としての道に踏み込む。使用人を辞めた後も、家事が全く出来ないレイラの身の回りの世話を行っている。TVアニメ放送中は名前が無かったが、後にすごラジにて命名される。由来は酒の銘柄。
- ジャック・ハート(ジャック・バロン)(声優:石井康嗣)
- 人気コメディアン。今でこそ売れっ子だが、登場当初は売れないことでコメディアンの道を挫折していた。家族を置き去りにしてまで目指した道を容易に挫折し覇気を失っていた事で、当時はアンナとの仲も険悪だった。
- ジュリア・ハート(声優:加藤ゆう子)
- 夫の事を心から信じており、ジャック・バロンがいずれ立ち直り、再びコメディアンとしての道を歩む事を全く疑っていなかった。
- 苗木野力(声優:宇垣秀成)
- 本当の親(苗木野力の兄弟)を事故で失ったそらを引き取り、実の子と変わらぬ愛情を注いで育て上げた。
- 苗木野みどり(声優:篠原恵美)
- 義母だが、そらへの愛情はとても深い。
- 苗木野夢(声優:小桜エツ子)
- 苗木野夫妻の実子で、そらの妹。
- アンヌ・パッセル(声優:杉本ゆう)
- ロゼッタの母親。ロゼッタのディアボロ公演のマネージャーも勤める。ロゼッタのためを思って厳しくしているが、当のロゼッタには理解されず家出されてしまう。
- ルーシー・ロビンス(声優:千葉千恵巳)
- ベン・ロビンス(声優:鈴木勝美)
- シェリル・ロビンス(声優:松岡洋子)
- ジャン・ベニーニ(声優:菅原淳一)
- シンシア・ベニーニ(声優:山口由里子)
- ケイト(声優:柳沢真由美)
- シャーロット(声優:あびる優)
- いつもジュリーと一緒に行動している。口癖は「ていうか」。
- ジュリー(声優:大森玲子)
- いつもシャーロットと一緒に行動している。口癖は「~っぽーい」。
- クリス(声優:佐藤ミチル)
- ジェニー(声優:小桜エツ子)
- クレア(声優:島涼香)
- エレナ(声優:柳沢真由美)
- ジーン(声優:岡本奈美)
- ハンナ(声優:柳沢真由美)
- バーベラ(声優:小坂あきら)
- ビンス(声優:佐藤ミチル)
- ドナ・ウォーカー(声優:深見梨加)
- カレイドステージの元トップスター。現在は盲導犬訓練士をしている。「不思議の国のアリス」の主演で、幼少期のそらとレイラはその演技に魅了され、カレイドスターを志すことになった。「天使の技」の特訓中にスランプに陥ったそらと出会い、天使の心をそれとなく芽生えさせる。
- アーロン・ブラス(声優:大西健晴)
- 「幻の大技」に挑んで命を落とした、ユーリの父。カレイドステージ立ち上げ時のトップトラピスプレイヤー。その死がカレイドステージ乗っ取りを生む原因になった。
- アラン・ルーベル(声優:渡部猛)
- フランスのサーカス訓練士。親戚の間をたらい回しにされていたユーリとソフィを引き取って育てていた。訓練中にソフィの類稀な才能に気付き「天使の技」の実現を夢見たが、結局レオンに見限られて叶うことはなかった。カレイドステージがフランス興行をした際に、ロゼッタに空中ブランコを教え、また、そらたちにレオンの過去について明かした。
- ソフィー・オズワルド(声優:沢城みゆき)
- レオンの妹で、レオンをも凌ぐ才能を持つ演技者だった。兄と共に「天使の技」の完成を夢見たが、サーカスフェスティバル当日に交通事故に遭い、帰らぬ人となった。
- キャシー・ティモア(声優:三石琴乃)
- オフブロードウェイで売り出し中のディレクター。強気で周りを振り回すが、その演出の評価は高い。カレイドステージを離れたレイラの良きパートナーとなり、また、ミアの演出家としての才能に気付き、その力を発揮する助けともなった。
- アンディ・ロゥ(声優:内田直哉)
- サイモン・パーク(声優:西村朋紘)
- メリル(声優:山口奈々)
- マイク・アボット(声優:堀秀行)
- ボブ(声優:辻村真人)
- パック座長(声優:佐々木誠二)
- ドミニク(声優:熊谷ニーナ)
- パメラ(声優:浅川悠)
- タンク(声優:高階俊嗣)
- dio(声優:鈴村健一)
- ミラ(声優:島涼香)
- ミロ(声優:KAORI)
- 倉田まなみ(声優:豊口めぐみ)
- そらの中学時代の親友で、アメリカに交換留学している際に、そらの演技を観にカレイドステージに来た。自分の進路に迷っていて、夢に向かって突き進むそらに嫉妬していたが、そらの演技を観るうちにその迷いも薄らいでいった。後にそらがサーカスフェスティバルでのショックから絶望の末帰国した際に、悩んでもがきながらも突き進むそらはかっこいい、と元気づけた。
- 美樹((声優:島涼香)
- そらの中学時代の友人で、漫画を描くのが上手。
- さやか(声優:福圓美里)
- そらの中学時代の友人で、声優の仕事をしている。
- アニー(声優:大前茜)
- ティム(声優:小坂あきら)
- マリア(声優:島涼香)
- マギー(声優:伊藤静)
- ベン(声優:平田宏美)
- アンディ(声優:大前茜)
- バレエ講師(声優:島田敏)
- Mr.リン(声優:山口健)
- ルネ(声優:大林洋平)
- ナイスガイ(声優:金尾哲夫)
- チャーリー(声優:佐藤ミチル)
- パトロワ夫妻(声優:増谷康紀・橘U子)
- イアン・ソープ(声優:諏訪部順一)
- アリス(声優:宮島依里)
- ミュートとペアを組むサーカスフェスティバルの出場者。
- ミュート(声優:坂詰貴之)
- そらがパリで出会ったサーカスフェスティバルの出場者。そらとユーリの天使の技の練習の補助を買って出る。
- エマ(声優:柳沢真由美)
- ビリー(声優:望月健一)
- ディック(声優:佐藤ミチル)
[編集] スタッフ
- エクゼクティブプロデューサー:堀一貴、石川真一郎
- 企画:GDH、HAL
- 原案:佐藤順一
- シリーズ構成:吉田玲子
- 音楽:窪田ミナ
- 音楽制作:ホリプロ
- 音楽協力:TTM
- キャラクターデザイン/総作画監督:渡辺はじめ、追崎史敏
- 3DCGI監督:松浦裕暁
- 編集助手:廣瀬清志
- フォーマット編集:キュー・テック、大西満、佐竹可名
- 美術監督:西川淳一郎
- 色彩設計:國音邦生
- 撮影監督:JUNG JOO REE
- 助監督:平池芳正(1~26話まで)
- ビジュアルコーディネイター:荻原猛夫
- ビジュアルアドバイザー:林コージロー
- 音響監督:鶴岡陽太
- 選曲・音響効果:山田稔
- 録音:椎原操志
- 録音助手:五十嵐恵美
- 録音スタジオ:スタジオごんぐ
- 音響制作:楽音舎
- 音響制作担当:杉山好美
- 編集:重村建吾、肥田文
- アソシエイトプロデューサー:宮田照久、池田東陽
- 制作管理:梶田浩司
- 監督:佐藤順一、平池芳正(27話以降)
- アニメーション制作:GONZO DIGIMATION
- アニメーション共同制作:GONZO DIGIMATION、G&G ENTERTAINMENT
- 協力プロデューサー:G.P.JEONG
- 番組宣伝:森村祥子(テレビ東京)
- 宣伝:木立己百花
- プロデューサー:笹村武史(テレビ東京)、古屋良幸、並木俊治
- プロダクションアシスタント:椿芽久美
- プロダクションマネージャー:JEONG DU YEOL、SONG YOUNG SANG
- special thanks(サーカスアドバイザー):Dio
- 制作協力:Production I.G
- 製作:テレビ東京、ホリプロ、MEDIANET(テレビ東京メディアネット)
[編集] 主題歌
[編集] オープニング
- 初代オープニング 「TAKE IT SHAKE IT」 歌:Sugar
- 作詞:朝倉京子、作曲:菊地創、編曲:村山晋一郎
- 二代目オープニング 「約束の場所へ」 歌:米倉千尋
- 作詞・作曲:米倉千尋、編曲:高山和芽・aqua.t
- 「新たなる翼」編オープニング 「Tattoo Kiss」 歌:r.o.r/s
- 作詞:MIZUE、作曲:DREAMFIELD、編曲:田辺恵二
- 「EXTRA STAGE」編オープニング 「Blanc et Noir」 歌:苗木野そら&ロゼッタ・パッセル
[編集] エンディング
- 初代エンディング 「real identity」 歌:Sugar
- 作詞:朝倉京子、作曲:シライシ紗トリ、編曲:村山晋一郎
- 二代目エンディング 「-僕はここにいる-」 歌:SOPHIA
- 「新たなる翼」編エンディング 「escape」 歌:r.o.r/s
- 作詞:MIZUE、作曲・編曲:田辺恵二
- 最終回(第51話)エンディング 「約束の場所へ」 歌:米倉千尋 with カレイドスターズ
- 作詞・作曲:米倉千尋、編曲:高山和芽・aqua.t
- 「EXTRA STAGE」編エンディング 「Tattoo Kiss」 歌:r.o.r/s
- 作詞:MIZUE、作曲:DREAMFIELD、編曲:田辺恵二
※歌唱者の詳細
- r.o.r/s(ロールス):奥井雅美と米倉千尋のユニット。
- カレイドスターズ:苗木野そら(広橋涼)、ミア・ギエム(西村ちなみ)、アンナ・ハート(渡辺明乃)、レイラ・ハミルトン(大原さやか)、ロゼッタ・パッセル(水橋かおり)
[編集] 放送リスト
[編集] TVシリーズ
- 初めての! すごい! ステージ
- 孤独な すごい チャレンジ
- 遠い すごい ステージ
- がんばれば すごい チャンス
- いつも すごい 遠い家族
- 小さくて すごい オットセイ
- 笑わない すごい 少女
- つらくても すごい スター
- 主役への すごい 挑戦
- 主役への すごい 壁
- アンナの すごくない お父さん
- 熱い すごい 新作
- 嵐を呼ぶ すごい 競演
- 怪しい すごい サーカス
- 歌姫の すごい 愛
- 黒い すごい 噂
- 燃えろ! すごい ミア
- ユーリの すごい 罠
- 家族の すごい 絆
- ゼロからの すごい スタート
- 謎の すごい 仮面スター
- 仮面の下の すごい 覚悟
- 幻の すごい 大技
- まだ続く すごい 特訓
- ふたりの すごい 絆
- 傷だらけの すごい 復活
- スターへの すごい プロローグ(前編)
- スターへの すごい プロローグ(後編)
- 新しい すごい ライバル
- もう一人の すごい 新人
- 情熱の すごい ライバル
- 氷の上の すごい 対決
- 汗と涙の すごい ロゼッタ
- やっぱり すごい レイラさん
- マリオンの すごい デビュー
- レオンとの すごい 特訓
- 二人の すごい 悪魔
- 天使の すごい 反撃
- 惨酷な すごい 祭典
- 絶望の すごい 帰国
- 再出発の すごい 決意
- 屈辱の すごい 共演
- ポリスの すごい プロポーズ
- 笑顔の すごい 発進!
- レオンの すごい 過去
- 宿命の すごい 決斗
- 舞い降りた すごい 天使
- 傷ついた すごい 白鳥
- ひとりひとりの すごい 未来(あした)
- 避けられない ものすごい 一騎討ち
- 約束の すごい 場所へ
※27~51話は『新たなる翼』編。
[編集] OVA
- カレイドスター 新たなる翼 -EXTRA STAGE-『笑わない すごい お姫様』
- ロゼッタが主人公。
- カレイドスター Legend of phoenix ~レイラ・ハミルトン物語~
- レイラが主人公。
- カレイドスター ぐっどだよ! ぐぅーっど
- 各キャラがSDキャラ化。
[編集] ビデオ
- カレイドスター(ビデオ版)発売:テレビ東京メディアネット販売:東映株式会社・東映ビデオ株式会社
[編集] ドラマCD
サウンドイリュージョン
- 明日の すごい カレイドスター・アリエスステージ 2004年12月17日 ASIN:B0006L2BD2
- 明日の すごい カレイドスター・トーラスステージ 2005年1月21日 ASIN:B0006L2BDC
- 明日の すごい カレイドスター・キャンサーステージ 2006年2月24日 ASIN:B000E6EKDI
- 明日の すごい カレイドスター・ウィンディステージ 2006年3月24日 ASIN:B000ECY2JO
ミニアルバム(サウンドトラックにミニドラマを収録)
- カレイドスター ~はじめての すごい ミニアルバム~ 2003年6月18日 ASIN:B00009N3EU
- カレイドスター ~2枚目の すごい ミニアルバム~ 2003年12月26日 ASIN:B0000V4N20
[編集] ラジオ
本作品関連のインターネットラジオ番組。通称:すごラジ。『そらとレイラの すごい ○○』が2004年6月7日から2006年6月5日分まで音泉にて配信されていた。
パーソナリティは番組のタイトル通り、苗木野そら役の広橋涼とレイラ・ハミルトン役の大原さやか。
[編集] 放送局
[編集] カレイドスター/カレイドスター 新たなる翼
※CS局以外は本放送当時のもの。局は放送が早い順。
放送局 | 放送開始/放送曜日 | 時間 |
---|---|---|
テレビ東京 | 2003年4月3日~2004年3月27日 「-新たなる翼」からは 2003年10月4日 |
木曜 17:25~17:55 「-新たなる翼」からは土曜 9:30~10:00 |
テレビ大阪 | 2003年4月5日~2004年3月27日 | 土曜 18:30~19:00(2日遅れ) |
テレビせとうち | 2003年4月6日~2004年3月28日 | 日曜 7:00~7:30(3日遅れ) |
TVQ九州放送 | 2003年4月8日~2004年4月3日 | 火曜 26:45~27:15(5日遅れ) |
テレビ北海道 | 2003年4月12日~2004年4月3日 | 土曜 7:00~7:30(9日遅れ) |
テレビ愛知 | 2003年4月13日~2004年3月28日 | 日曜 6:00~6:30(10日遅れ) |
BSJAPAN | 2003年4月4日~2004年4月2日 | 金曜 19:25~19:55(1週遅れ) |
AT-X | 2003年4月21日~2004年4月15日 2004年7月13日~2004年9月21日(再放送) |
月曜 10:30~11:00、同日21:30~22:00(2週遅れ) 木曜日16:30~17:00、同日26:30~27:00 月~金 19:00~19:30、同日25:00~25:30 |
広島ホームテレビ | 2003年10月7日~2004年9月28日 | 火曜 26:16-26:46(半年遅れ) |
キッズステーション | 2004年11月25日~2005年2月10日 2005年4月23日~2005年10月16日(再放送2話連続) 2005年9月5日~2005年11月14日(再放送) 2006年1月10日~2006年3月21日(再放送) |
月~金21:00~21:30、同日25:30~26:00土曜 6:00~7:00、日曜 9:00~10:00 月~金 11:30~12:00、同日16:30~17:00 月~金 12:00~12:30、同日20:00~20:30 |
[編集] カレイドスター スペシャルセレクション
※すべて2007年開始。
- テレ玉:1月3日(水)25:30~
- TOKYO MX:1月3日(水)26:00~
- tvk:1月4日(木)25:45~
- テレビ愛知:1月4日(木)25:28~
- サンテレビ:1月5日(金)26:05~
- チバテレビ:1月5日(金)26:25~
- RKB毎日放送:1月7日(日)26:13~
- 北海道放送:1月8日(月)26:25~
[編集] 作品の変還
テレビ東京 木曜17時25分枠 | ||
---|---|---|
前番組 | カレイドスター | 次番組 |
TXNニュースアイ(17:00~17:55) (枠縮小) |
アソボット戦記五九(再放送) |
テレビ東京 土曜9:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | カレイドスター 新たなる翼 | 次番組 |
魔探偵ロキRAGNAROK | DAN DOH!! |
[編集] ニュース
- 「カレイドスターニュース」
- 当初、番組のオープニング曲前(アバンタイトル)には、主題歌を歌っていた韓国出身の女性アイドルグループSugarが出演した「カレイドスターニュース」というコーナーがあった。内容は単純に、その回のあらすじを述べるだけのものであった。
- この作品でSugarはホリプロのプロデュースの元に日本デビューを果たす。しかし、番組自体が変則的な放送時間帯であることや、原作付きではないオリジナル作品ということもあって、当時はまだ注目が集まっていなかった。その為かどうかは不明だが、結局は評判にもならず、このコーナーは1ヶ月強(第6話まで)で消滅し、あらすじ紹介は苗木野そらによるものとなった(DVD版では、第1話〜第6話についてもそらによるものに差し替えられている)。また主題歌も3ヶ月(第13話まで)で交代し、その時点でSugarと『カレイドスター』の関わりは無くなった。
- Sugarが後に再デビューする事となった際には、過去の『カレイドスター』出演について一切触れられることはなかった。
- 秋葉原カレイドスターDVD事件
- 秋葉原カレイドスターDVD事件とは、2004年8月7日にこのアニメの販促用DVDを、JR東日本秋葉原駅の改札口前でゲリラ的に限定配布する旨の告知が製作側からあり、それを求めて集まったファンが引き起こした事件のことである。
- 配布する数量が少ない(後の情報によれば準備されていた数は100枚程度だったらしい)ことを仄めかした製作側に煽られ駅構内には200名強のファンが集まっていた。そして集団は、配布が始まったという噂に反応し、その場所に向かって殺到した。
- 当日は日曜であり狭い駅構内にはJR東日本のポケモンスタンプラリーに参加していたとみられる家族連れも多かったが、一部のブログや電子掲示板では、「走り回るオタクが子供を突き飛ばして怪我をさせた」とする真偽不明の投稿があり、一時インターネット上で騒がれることとなる。
- こうしてDVDの配布が始まったものの、多数の人が殺到して周囲の通行に支障をきたしたことから付近の警察署より警察官が駆けつけ集団は即時解散するように命じられ、スタッフが事情聴取をうけることとなった。
- 後日、プロデューサー名でこの事件に対するお詫び文が公式ウェブサイトに掲載された。ファンサービスの一環として行われたのであろうこのイベントは、結果として『カレイドスター』の評判に泥を塗るものとなった。
- なお、配布されるはずだったDVDは後にOVA『カレイドスター 新たなる翼 -EXTRA STAGE-』の予約特典となり、当日秋葉原に行けなかった者でも手に入れられることとなった。
- Special Thanks Dio
- 原案とシリーズ構成は佐藤監督が海外のサーカスに参加する日本人のパフォーマーDio の経験を参考に書いたものである。また、登場人物としてもDio が実物に近い姿で数回出演している。
- エンドテロップにある special thanks Dio とは、佐藤監督が日本人のパフォーマーDio の本作品への協力の感謝と敬意から書かれたものであるとされている。
- この事は声優の日記やスタッフパーティー談話などで度々話題となり書かれている。