ウィリアム・テル序曲
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『ウィリアム・テル』序曲(英:William Tell Overture)は、1829年にジョアキーノ・ロッシーニが作曲した、オペラ『ウィリアム・テル』のための序曲。日本でもおなじみのクラシック楽曲の1つ。
[編集] 概要
フリードリヒ・フォン・シラーが1804年に書いた戯曲『ウィリアム・テル』(ヴィルヘルム・テル、独:Wilhelm Tell)を元に、1829年にロッシーニがオペラ『ウィリアム・テル』(仏:Guillaume Tell)を作曲した。その序曲が『ウィリアム・テル』序曲(伊:Guglielmo Tell Introduzione)である。
[編集] 構成
曲は4つの部分からなリ、続けて演奏される。
- 夜明け
- 嵐
- ホ短調。ここからトゥッティ(全合奏)となり、強風から暴風雨に至る様子が描写される。
- 牧歌
- スイス独立軍の行進
[編集] 関連事項
- この作品の「スイス独立軍の行進」が、フジテレビ系バラエティ番組「オレたちひょうきん族」のオープニング・テーマとして流れていた。また、『スネークマンショー海賊盤』の冒頭でもこの部分が流れる。この事から、これらのテーマ曲として覚えている人も多い。
- プロ野球では、阪神甲子園球場などで開催される阪神タイガースの主催ゲームで、相手チームからホームランが飛び出すとこの曲が流れることになっている。ナゴヤドームの中日ドラゴンズ主催ゲームでも、相手チームの内野陣が集まるとこの曲が流れる(牧歌)。ちなみに、球場でかかる曲はアレンジバージョンである。東京ヤクルトスワローズの応援でもヒットが出ると、トランペットでこの曲を演奏することがある。