イエロー・マジック・オーケストラ (US版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イエロー・マジック・オーケストラ (US版) | ||
---|---|---|
YMO の アルバム | ||
リリース | 1979年7月25日 | |
ジャンル | テクノ | |
レーベル | アルファレコード | |
プロデュース | 細野晴臣 | |
レビュー | ||
|
||
YMO 年表 | ||
イエロー・マジック・オーケストラ (1978年) |
イエロー・マジック・オーケストラ (US版) (1979年) |
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (1979年) |
イエロー・マジック・オーケストラ (US版)(Alfa ALR-6020)は、イエロー・マジック・オーケストラが1978年11月25日に発表したファーストアルバムの米国版。アルファ・レコードがアメリカのA&Mレコードと契約し、ホライズン・レーベルから発表され、ジャケットと曲の一部に手が加えられている。後に逆輸入で日本国内でもリリースされた。
[編集] 解説
前年にリリースされた「日本版」をアメリカ市場向けに全曲リミックスし、若干の手直しを加えたもの。大きな違いは「Acrobat(アクロバット)」が削除され、「Yellow Magic (Tong Poo)(東風)」に女性ヴォーカルが加えられたこと。またリミックスにより全体的にエコーが加えられ、音に広がりのある印象のフュージョン的なミックスになった。だが細野はこのミックスがYMOの人気に貢献したことは認めつつも、自身の意図と離れているためあまり好きではないと語っている。
YMOの人気は続くアルバム『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』で本格的な物となるが、このファースト・アルバムは日本に於いてもアメリカで発表された盤の方が『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』の人気に乗じて数多く出回り、こちらが一般的にファースト・アルバムとして認識されている。ルー・ビーチによるジャケットのデザインから「電線芸者」の異名を持つ。
[編集] 収録曲
Side A:
- Computer Games -Theme From the Circus-(コンピューター・ゲーム -サーカスのテーマ-)
- Firecracker(ファイアークラッカー)
- Simoon(シムーン)
- Cosmic Surfin'(コズミック・サーフィン)
- Computer Game -Theme From the Invader-(コンピューター・ゲーム -インベーダーのテーマ-)
Side B:
- Yellow Magic (Tong Poo)(東風)
- La Femme Chinoise(中国女)
- Bridge Over Troubled Music(ブリッジ・オーヴァー・トラブルド・ミュージック)
- Mad Pierrot(マッド・ピエロ)
[編集] ゲスト参加
- 高中正義/ギター(「コズミック~」、「中国女」)
- 吉田美奈子/ヴォーカル(「東風」)
- 橋本俊一(現・タイロン橋本)/ヴォーカル(「シムーン」)
- 布井智子/ヴォイス(「中国女」:本業は当時のアルファレコード社長秘書。フランス語が堪能だった)
この「イエロー・マジック・オーケストラ (US版)」は、アルバムに関連した書きかけ項目です。加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(Portal:音楽 Wikipedia:ウィキプロジェクト アルバム) |