アドミラルティ諸島
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アドミラルティ諸島(Admiralty Islands)とはビスマルク諸島を構成する約18の島からなる諸島。最大の島の名前からマヌス諸島(Manus Islands)とも呼ばれる。パプアニューギニアのマヌス州(Manus Province)を構成する。州都はロレンガウ(Lorengau)。面積は2100 km²で、人口は32,713人。
主な島はマヌス島(Manus Island)、ロスネグロス島(Los Negros Island)、Tong島(Tong Island)、Pak島(Pak Island)、ランブティオ島(Rambutyo Island)、Lau島(Lau Island)、St Andrews諸島(St Andrews Islands)、バルアン島(Baluan Island)、Ndrova島(Ndrova Island)。多くは環礁で無人である。
[編集] 経済
[編集] 歴史
アドミラルティ諸島は1880年にドイツの保護国になり、1920年、オーストラリアの委任統治領となった。
第二次世界大戦中日本軍が占領し、1942年4月にマヌス島のRossun近くに小規模な基地が作られた。1944年2月29日、ダグラス・マッカーサー率いるアメリカ軍が上陸し占領した(ブルーワー作戦(Operation Brewer))。アメリカ軍はSeeadler Harborに大規模な基地を建設し、それはその後のニューギニア島やフィリピンへの侵攻に使用された。