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こやま基夫(こやま もとお、1960年7月11日 - )は、日本の大分県大分市出身の漫画家。1983年に「週刊少年サンデー」同人誌グランプリ入賞作『うつり気マイハート』でデビュー(同誌の増刊に掲載、このときは古山基夫名義だった)。主な作品に『おざなりダンジョン』『電子妖精アバタモエクボ』『エンジェルノート』などがある。 マイナー誌での連載が多いが、「週刊少年チャンピオン」でも作品を発表したことがある。2006年4月現在、「月刊コミックラッシュ」(ジャイブ)で『おざなりダンジョン』シリーズの最新作となる『なおざりダンジョン』が連載されている。
[編集] 作品リスト
[編集] 漫画作品
[編集] その他
- 1991年に制作された『おざなりダンジョン』のOVA版。クレジットではキリマン役で出演していることになっているが、元々キリマンはしゃべらないキャラクターであるためセリフが全くないため、作中でこやま基夫の声を聞くことはできない。
- 『場外乱闘!まんが家超歌唱大全集』(1992年2月21日発売、品番・VPCG-83234)
- バップから発売された「漫画家が歌を作詞し、自ら歌う」という企画CD。こやま基夫も参加している。
- 神坂一の短編ライトノベル作品。イラストを担当。初出は『ザ・ファンタジーIII(1994年2月初版・角川書店カドカワノベルズKadokawa fantasy刊・ISBN 4-0478-2408-9)』で、後に角川スニーカー文庫から刊行された神坂の短編集にも再録されている。ちなみに神坂の代表作である『スレイヤーズ』を「『おざなりダンジョン』を小説にしたような作品」と評する者もいる。『おざなりダンジョン』のOVA版は1993年にテレビ東京で放送されたことがあるが、その放送枠(金曜18:30枠)はくしくも後に同作のテレビアニメ版が放送された枠でもある。
- あおしまたかしのライトノベル作品。イラストを担当。富士見ファンタジア文庫刊・全2巻。
[編集] エピソード
[編集] 外部リンク