THX1138
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『THX1138』(THX-1138)は、1971年のアメリカ映画で、ジョージ・ルーカスの処女作。
ルーカスが南カリフォルニア大学時代に制作した『Electronic Labyrinth THX 1138 4EB』(1967年)に可能性を感じたフランシス・フォード・コッポラによってルーカスと映画会社に資金が提供され、コッポラの期待を受けて映画は制作されたが興行的には失敗に終わった。
映画会社が「ワケが分からない」と5分を勝手にカットしたため、ルーカスはハリウッド・システムを嫌うようになる。
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[編集] スタッフ
[編集] キャスト
- ロバート・デュバル THX1138
- ドナルド・プレゼンス SEN5241
[編集] 豆知識
THXという単語は、制作当時意味を持たなかったが、後にルーカスが関わった映画にたびたび登場した。『アメリカン・グラフィティ』では、車のナンバープレートに「THX-138」と記録されていた。 さらに、ルーカスが設立した映画のクオリティを管理する会社の名前(THX社)に使用されている。 また、『スター・ウォーズ』シリーズでは各作品のどこかのセリフや設定などに必ず「1138」という数字が盛り込まれている。