THE LIVING DEAD
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THE LIVING DEAD | ||
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BUMP OF CHICKEN の アルバム | ||
リリース | 2000年3月25日 2004年4月28日 (メジャー再販) |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 41 分 53 秒(隠しトラック除く) | |
レーベル | ハイラインレコーズ (インディーズ) トイズファクトリー (メジャー) |
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チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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BUMP OF CHICKEN 年表 | ||
FLAME VEIN (1999年) |
THE LIVING DEAD (2000年) |
jupiter (2002年) |
THE LIVING DEAD(ザ・リヴィング・デッド)は、BUMP OF CHICKENのインディーズ2枚目、およびメジャーデビュー後に再販されたアルバム。 両方の内容に差は無い。ただし、再販されたものには、リマスタリングが施されている。
[編集] 解説
- コンセプトアルバム。全編物語形式の楽曲で占めている。
- ほぼすべての曲を三週間で作詞、作曲、レコーディングを済ませたという驚異的なスピードで作られた。特に「Opening」「Ending」に到っては、「藤原ワールド」と呼ばれ、他の8曲を録り終えてから30分程度で書き上げられた。
- 多忙なスケジュール、契約問題、その他様々な重圧に悩まされていた暗黒期であり、「その頃の俺たちのそのまま」を表す言葉として「THE LIVING DEAD」(生ける屍)と名づけられた。
- ジャケットに描かれている男性は「ラフ・メイカー」(「ダイヤモンド」のカップリング曲)であるという説がある。
- 本編と隠しトラック(及び空白の時間)との時間の合計が、ちょうど60分になるようにしてある。ただし一部の機器では「59分58秒」になる。
[編集] 収録曲
- Opening
- ラフ・メイカーと思われる人物が、泣いている「君」に語りかけてくる。このアルバムは、この人物が持ってきた「いくつかの物語」という構成。
- グングニル
- ベストピクチャー
- 発表された全楽曲で唯一、藤原ではなく直井が単独で作曲している。
- 続・くだらない唄
- この曲で歌われている場所は、メンバーの故郷である佐倉市に実在する宿内公園ではないかと言われている(歌詞中のタンポポ、桜、湖(印旛沼)などとも一致)。「グロリアスレボリューション」のPVでもちらっと登場する。自殺の名所であり、この曲の主人公も自殺と取れる行動を起こそうとしている。タイトル・内容からして「FLAME VEIN」に収録されている「くだらない唄」の続きではないかという説もあるが、とらえ方は様々にある。
- ランプ
- 1stシングル(廃盤)。なお、シングルでは「LAMP」という表記である。曲自体は全く同じ。
- K
- 人気曲のひとつ。楽曲を無断使用したFlashアニメーションで大々的にネット上に普及。「絶妙なタイトル」も特徴の一つ。一応冬の曲だが、季節を問わずライブで演奏される。「embrace」との関連性が指摘されることも。
- リリィ
- 「Lily」は「百合」の意味。転じて、「純粋、無垢な人」という意味にもなる。藤原自身が「ラブソングだ」と公言している数少ない曲の一つ。歌詞中の「大言壮語も吐いてやろう」は「バトルクライ」の歌詞で、音程も「バトルクライ」と同一。
- Ever lasting lie
- グロリアスレボリューション
- Ending
- ラフ・メイカーと思われる人物が「いくつかの物語」を読み終わった「君」に語りかけてくる。歌詞の内容にはこの時期のメンバーを思わせるような節もある。
メンバー |
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藤原基央(Vo&G) - 増川弘明(G) - 直井由文(B) - 升秀夫(Dr) |
ディスコグラフィ |
シングル: 1.LAMP - 2.ダイヤモンド - 3.天体観測 - 4.ハルジオン - 5.スノースマイル - 6.ロストマン/sailing day - 7.アルエ - 8.オンリー ロンリー グローリー - 9.車輪の唄 - 10.プラネタリウム - 11.supernova/カルマ - 12.涙のふるさと |
アルバム: 1.FLAME VEIN - 2.THE LIVING DEAD - 3.jupiter - 4.ユグドラシル |
その他リリース: SONG FOR TALES OF THE ABYSS - 人形劇ギルド |
その他関連項目 |
PONTSUKA!! - BUMP LOCKS! |
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